リョービ (現、京セラ) 手押しカンナ HL-6A 及び HL-6 には 電源スイッチ に下記の問題がある事がわかっています。
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1) 同じ部品が入手できない
HL-6A の純正スイッチ (2B215KDT) は生産が終了しています。京セラの取扱い販売店でも取り扱いがなく、故障した場合に交換修理できません。
2) AHL6A のスイッチはそのままでは HL-6A には使用できない
AHL6A は HL-6A の後継機で HL-6A とほぼ同型ですが HL-6A とは異なるスイッチ (ロックスイッチ) が採用されています。
2B215KDTとは端子形状の規格が異なり、そのままでは HL-6A には使用できません。(内部配線と接続できません)
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そのため、ご使用中の HL-6A のスイッチが故障した場合、純正スイッチは入手できず、代用のスイッチを入手しても使えないという手詰まりな問題が発生します。
本品はこの問題を解決するためのキットであり、使用することによって AHL6A の ロックスイッチ が HL-6A でも使えるようになります。
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〇 HL-6A 及び AHL6A の 生産終了 について
京セラ が 2018年にリョービの電動工具事業を買収後、HL-6Aは廃番となりAHL6Aとして製品が継続されましたが2022年にAHL6Aの生産が終了しました。
メーカーが保守部品を供給する期間は「製品の生産終了から7年」ですのでAHL6Aは最低でも2029年までは部品の供給が受けられます。
HL-6Aの生産終了はAHL6Aより前ですが主要な構造がAHL6Aと共通のため、AHL6Aの部品供給が終了する2029年まではスイッチ以外は部品の供給が受けられます。
要するに部品供給については下記となります。
AHL6A → 2029年まで問題なし
HL-6A → スイッチを除き2029年まで問題なし
HL-6A の純正スイッチは入手できず、代用にAHL6Aのスイッチを入手しても互換性がないため HL-6A には使えず、しかも生産終了品である以上はメーカーのケアも期待できないのが今の状況です。
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〇 発送について
「おてがる配送(日本郵便) /ゆうパケットポスト」で発送します。