ウランガラスとは…
約200年前に、着色材として極わずかなウランを加えたボヘミア発祥のガラスのことです。
黄色や緑色の色彩を持つ透明なウランガラスが製造され始めたのは1830年代で、ウランが原子力に利用されるようになる1940年代までの間にコップや花瓶、アクセサリーなどの各種のガラス器がヨーロッパおよび米国で大量に製造されました。
ウランガラスは、真っ暗闇の中で紫外線ランプ(いわゆるブラックライト)で照らすと緑色に妖しく輝き、蛍光を発します。
人工的に紫外線を照射する技術が無かった発明当初は、朝日や夕日の光に当てて蛍光を鑑賞していたそうです。今でもそのように楽しむことができます。
ウランと聞くと「怖いもの」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ウランガラスに含まれているウランの量はごく微量なので、放射線の心配はありません。
このロザリオブレスレットのウランガラスビーズは、民間でウランを扱うことが難しくなった1940年代に僅かに製造されたビーズで、今では入手が難しく、とても希少なビーズです。
その貴重なビーズと1920年代のアンティークメダイ、そして現代の十字架を組み合わせて、”100年の時を駆け巡るロザリオブレスレット”を作りました*。
いにしえの美しい輝きを放つボヘミアンガラスとアンティークメダイに祈りを込めて…
《使用アイテム》
チェコスロバキア製 ウランガラス ビーズ(1940年代)バンプティ Xシェイプ クリアイエロー&トパーズ 9mm
フランス製 アンティークメダイ (1920年代)
慈しみのイエス/カルメル山の聖母 14×9mm
イタリア製 十字架 12×10mm
《サイズ》
手首周り 16cm
※ サイズ調整致します。±1cmまでは無料、それ以上は5mm毎に+100円申し受けますm(_ _)m
atelier †Leda†