祖父の蔵に保管されていた商品になります。自分自身は素人のため、最初はシャッターの位置もわかりませんでした。調べてみると、
1958年3月に、当時の《 マミヤ光機株式会社》が発売した35㎜判のレンズシャッター式スチルカメラ〈MAMIYAELCA:マミヤ エルカ〉は、『 世界最初の3元連動カメラ』というキャッチコピーで登場しています。
〈 MAMIYAELCA〉は、内蔵露出計とシャッターとの〝完全連動〟を実現した初めてのカメラのひとつとして記録されている製品です。
世界初となる距離計と露出計の二重連動機を1958年に発表しています。 資料雑誌などによると、当時の広告は・・世界最初の画期的な三元連動カメラ 「電気露出計完全連動」「距離計連動」に、「シャッター・セット・フィルム巻上げ連動」と、得意げな開発者の表情が見えてきそうです。
エルカの名前はライカをパクったのではなく、「エレクトリック・カメラ」に由来します。
どちらかというと・・・レアとされる機械で、シャッターはフィルム感度設定機能を付加した特注のコパルスペシャルを採用し、また低輝度時にカメラ上部ソケットに装着して使用する露出計ブースターが用意されていたらしいのです。
ということです。状態をご判断頂くため写真を多めに掲載し、セルフシャッターが作動する動画もあります。フィルムでの撮影はしておりませんが、状態は良い方だと思います。ずっしりとした重厚感と、昭和のエモーショナルな雰囲気がとても素敵です。大切にしていただける方、部品や分解のために探していた方などにお渡しできればと考えております。よろしくお願い致します。あるカメラ専門サイトでは完全品が現在23,760円 (税込)で販売されていたため、この価格で出品しています。興味のある方は値下げ交渉も含め、どうぞご検討下さい。