洒落柿(しゃれがき)に伽羅色(きゃらいろ)を差したような味わいのある色味で三つ鱗文様地織りした正絹帯揚げです。
1886年(明治19年)創業の「さんび 」のお品。紙タグ付きの未使用品です。
縁のあしらいも品の良い上質な帯揚げです。
古代から世界各地に見られ、日本では古墳の壁画などでもみることができる三角文様は魔除けの力があると信じられていました。
鎌倉幕府の北条時政の旗印は三角形を3つ重ねた「三鱗(みつうろこ)」と呼ばれるものでした。室町時代以降は能装束や陣羽織にも見られ、能や歌舞伎では鬼女や蛇の化身の衣装に使われています。
京都には現在も、女性の厄年(33歳)に鱗文様の長襦袢を着る習慣が残っています。
洒落柿とは、柿色を洗い晒したような淡い柿色のことです。元禄期頃に「晒柿(されがき)」をもじって「洒落柿」となりました。この語呂のよさも江戸っ子の好みに合ったと思われます。洗柿よりも淡い柿色で、薄柿よりもやや濃い色を指します。
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