「ミスティー・アワー」
伊東ゆかり
入手難
数回再生、PC取り込みしたのみで、盤質、ライナー、ジャケット等良好と思われます。
あくまでも、中古盤ですので、経年劣化他、小さな汚れ等がある場合が考えられますので、十分ご考慮いただき、ご了承の上、ご購入ください。
また、ケースを含み新品同様をお求めの方は、お控えください。
林哲司プロデュースの下、最高の作詞・編曲家とスタジオ・ミュージシャンが集結し、極上のシティ・ポップ作品に仕上げられた80年代初期、間宮貴子『LOVE TRIP』、国分友里恵『Relief 72 hours』らと並ぶ傑作中の傑作!!
小指の想い出」(昭和42年)のヒット以来、歌謡イメージの強い大御所だけど、本来はポップス系。だから70年代末はソフト&メロウやAORの作風へ向かう。そして尾崎亜美や鈴木茂と絡み、ピーター・アレン「あなたしか見えない」のカヴァーを通過し、林哲司プロデュースの本作へ。けれど彼の作品だけでは固めず、他の作・編曲家も起用するフレキシブルなディレクションが功を奏した。“イヤリングをはずされた 耳もとがさむいわ"なんて詞にソソられるアーバン・アンフェア「こんな優しい雨の日には」は、井上鑑のトラック。切ない系ミディアム「告白」はEPO作/松原正樹編で、EPO自身と安部恭弘がマイルドにハモる。さらに竹内まりや、かまやつひろしの楽曲も。けれど昇天必至のキラー・チューンは、佐藤健の手腕が冴え渡る「マリコ」。ブレンダ・ラッセル辺りのブラックAORテイストに、村上秀一、松下誠、難波弘之らのセンスがキラリ。林の「再会レストラン」もこの手際で。驚愕の隠れた名盤。 (ディスクガイドブック 『金澤寿和監修 Light Mellow 和モノ Special』より 著:金澤寿和)
Drums : 林 立夫、村上 秀一
Bass : 高水 健司、岡沢 章、美久月 千晴、富倉 安生
Guitar : 今 剛、松原 正樹、松下 誠
Keyboards : 井上 鑑、奥 慶一、難波 弘之
Percussion : 斎藤 ノブ、浜口 茂外也
Sax : 土岐 英史、Jake.H.Conseption
Chorus : 竹内 まりや、EPO、安部 恭弘、国分 友里恵、林 哲司