にわとりさんはね
福井達雨
偕成社
定価1,200円
幼稚園児の頃、母によく読んで貰った絵本です。
思い出深い本なので、このお値段で良いと思って頂ける方購入をご検討下さい。
カラフルな色使いでお子様の目を引くタッチです。
ひよこのお世話をしていた男の子が、年老いて卵を産めなくなってしまったにわとり『のん子』の処分をめぐってまわりの友達を説得します。
生産性があるか否かだけでその人や物の価値を判断すべきではないという強いメッセージが込められていたと大人になった今感じます。
小さいお子様でしたら『にわとりさん可哀想…』ですみますので重くなり過ぎず、共感力を育める良い本です。
お話自体もハッピーエンドですので、お子様の情緒にも良いと思います。
【出版】偕成社
【内容紹介】※偕成社ホームページより抜粋
卵を生めないにわとりをめぐって、「できるかできないか」だけで人を評価してしまう現代社会に、大きな疑問を投げかけています。
【著者紹介】
福井達雨
1932年滋賀県近江八幡市生まれ。
1956年、同志社大学神学部を卒業。
学生時代より障害児の教育と差別問題にとりくむ。1958年、大阪基督教学院で、教育心理学を専攻。1962年、多くの人の協力により、重い知能障害をもつ子どもの施設、止場学園を設立する。
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