国日本
江戸時代、私の6代前の当主が、縁起が良いとされている [富士 タカ ナスビ]の絵付けがとても気に入って買い求めたそうです。
タカとナスビは金で絵付けされています。祖父母の家の蔵で一度も使うことなく、200年近く又はそれ以上蔵の中で眠っていました。昔は何か集まりが有ると50膳は必要だったそうです。その為使うことなく今日に至ったようです。
塗りも金箔もしっかりして200年も経っているとは思えないような素晴らしい手技です。
写真(8~10)はボロボロに見えますが、これは包装紙で当時のものです。布着(ぬのぎせ)と言って、年代物であることの証明だそうです。
*******
漆器の製作工程で素地に布を貼り、補強する方法。器物全面に布を貼る場合と、角や縁などの部分に貼る場合とがある。
*******
住宅事情、生活様式の変化など、我が家ではこの先も使う事はないと思い、
どなたか気に入ってお使い頂ければと思い出品することにいたしました。
サイズ : 36x36x5.5cm
足の高さ : 2cm
きれいな状態だと思いますが、
経年劣化で多少キズ、やけ、などございます。
写真をご覧になって納得の上、
素人の自宅保管にご理解ご納得頂ける方にご購入頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。
種別置物・人形・工芸品