粒サイズ:約7.5mm
内径:約17~17.5cm
内径の縮小ができます。
ルチルクォーツかと思ってしまう原因は内包物の光沢です。ルチルと言えばギラつくような強い光沢。
通称「〇〇ルチルクォーツ」と呼ばれているトルマリンや角閃石ではルチルのような強い光沢は出ないのです。
フォリエーテッドマイカインクォーツの内包物も光沢があるのです。
水晶に内包されている鉱物はマイカ(和名:雲母)だからです。
雲母は「うんも」と読みます。しかし、「きらら」とも読みます。「きらら」は嘘みたいですが、本当なんですよ。
パソコンやスマートフォンで「きらら」と入力し変換すると「雲母」と出てくるはずです。
これは、雲母のキラキラする様子から付けられた当て字(キラキラネームみたいなもの)。
つまり、日本語からもこの雲母の光沢が強いことが分かりますよね。
だたし、拡大して見るとやっぱりルチルとの違いが見えてきます。
平べったい海苔のような薄い内包物であることが分かりますよね。
ルチルの場合はズバッと直線的な内包物ですが、どちらかとエピドートやレピドクロサイトを内包した水晶のように鉱物の外側が変形しているのが分かります。
さらに、わずかですが透明感もあります。
内包物が光を通しているのが分かります。
ルチルの場合は光を通すことがないので、ここでも区別が出来ますね。
そうでした、大切な説明を忘れておりました。
「フォリエーテッド」という名称について。
「フォリエーテッド」とは「葉片状」という形状のことを指して呼ばれております。
耳慣れない言葉だと思いますが、植物用語ではなく鉱物用語だと思います。
マイカインクォーツは様々タイプを見てきましたが、このタイプは初登場。
一次的なものなのか、それともこの先また新しく出てくるものなのか、今後の流通量が気になるところですね。
※照明やカメラにより見え方の違いがありますので予めご了承下さい!
※天然石のため多少の不純物欠けや傷などが紛れる場合があります。
※ブレスデザインや天然石の玉の大きさの関係で、サイズに若干の違いが生じる場合がございます。
ご購入の際はご理解の上よろしくお願い致します。