ゴッセン露出計は世界中のプロカメラマンから絶大な信用があるドイツのブランドです。その正確さ・使いやすさ・デザインの良さ・堅牢さは他社の追随を許さないものがあります。SIXTUSはゴッセンが発売した露出計の中でもSIXTOMATと並んでよく売れたベストセラー機種で、長年にわたり様々なタイプが作られました。
このSIXTUSは1937年頃に発売されたタイプで、世界でも最も初期のセレン露出計の一つとして珍しい物です。赤いボタンを押すと低照度用となります。機能面で、光に反応して指針が作動します。
本体はベークライト製です。ベークライトは非常に丈夫な素材で質感があり、レトロな雰囲気が感じられます。黒光りした外観は擦り傷もなく綺麗です。長さ約5.7㎝で、ポケットにも十分入るサイズです。コレクションとしても勿論珍しく貴重な物です。
使い方は、指針が示すゾーンのシャッター速度の数値を読み取ります。その数値を下部のダイヤルを回して、フィルム感度に合わせます。後はシャッター速度と絞り値が合っている部分を読み取るだけで、適切な露出を得ることができます。低照度の赤ボタンを押した場合は、赤色メーターのシャッター速度を読み取ります。
元箱付きです。