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商品の説明
ミャンマー花珀 琥珀 14mm玉
重量約26g
内周約16.8cm
琥珀は様々な国で産出されていますが、有名なバルト海沿岸諸国産
(約3,500万年~5,000万年前)やドミニカ共和国産(約1,500万年~2,000万年前)に
比べてミャンマー産は白亜紀後期、約9,700万年前という年代の古さ。
故にミャンマーの琥珀は特に「バーマイト」という固有の名称で呼ばれます。
採掘しているのはミャンマー北部のカチン州。
タナイという町から象に乗って丸一日かけてやっと辿り着ける所に採掘場はあります。
そこはフーコンバレー、現地の言葉で「死の谷」と呼ばれる地。
琥珀は正倉院の宝物である鏡にも琥珀が使われています。
鉱物学者 益富寿之助さんの研究の結果、その鏡に使用されている赤い琥珀はミャンマー産の琥珀である可能性が高いということが1960年代初めに発表されています。
また、琥珀は仏教の七宝の一つとも言われており、正倉院に伝わる日本にある最も古い珠数の主珠にも琥珀が使われているほか、「阿弥陀経」や「観無量寿経」の数珠にも琥珀が使われています。
仏教の教えでは仏の国(極楽浄土)には七宝の木々が生え、七宝の池があり地も建物も全て七宝で作られた華やかな世界であると説かれていることからも、仏教の世界で珍重された宝石類とこれらを使った工芸品類は当時の貴族の憧れであったことが想像されます。