JET薔薇モチーフ44cm 薔薇モチーフイヤリングJET2個
ジェット
■ジェットとは
海底で数百万年という長い年月を経て生まれた樹木の化石です。樹木が圧縮されて炭化し化石となったもので、古くはアンバー(黒琥珀)と考えられていました。琥珀のようにこすると帯電する性質だったり、昔の名残からか、ブラックアンバー(黒琥珀)とも呼ばれています。
ジェットの原石は石炭のような真っ黒の塊なのですが、磨き上げることで、独特の美しい光沢を持つようになります。漆黒の宝石と言われますが、美しいブラック、軽くて扱いやすい、そして木の温かみがある宝石は他には無いので、古くから人気があるのも頷けます。
■ジェットと琥珀の違い琥珀が樹木の樹脂の化石であるのに対して、ジェットは樹木の幹そのものの化石です。親と子のような関係で、一緒に身につけるのもおすすめです。ジェットも琥珀と同じように、軽く扱いやすいです。
■ジェットの歴史・言い伝え
ジェットの有名な話では、19世紀、ビクトリア女王が、夫のアルバート公の喪に服したときに、喪服用のジュエリーとして用いていたことが伝えられています。そこから20年以上にわたってジェットを身につけていたと言われており、さらには、女王が自身に謁見する女性に対して、ジェットを身につけるように奨励したことで、イギリスの貴族間で大流行したと言われています。ローマ時代には、邪視(=悪意を持って相手を睨みつける事により、対象者に呪いを掛ける魔力・イービルアイ)から身を守るためのお守りとして、ペンダントやブレスレットが使われていました。 宝石百科事典より引用
# JET薔薇モチーフの裏側を研磨機で研磨してみました。何処までも続く漆黒の化石でした。
# 魔除け効果大です。