イタリア旅行の際に現地の現代アート展で購入しました。タイトルの『Purugatorio』は日本語では煉獄の意味合いです。
「煉獄(れんごく)」とは、「(キリスト教において)神に罪を許されたものの、まだその償いが終わっていない死者の霊魂が、贖罪を終えるまで置かれる苦しみの状態」のことです。
「浄罪界」とも言われており、英語では「Purgatory」、ラテン語では「Purgatorium」、イタリア語では「Purugatorio」です。
「煉獄」は、天国にも行けず地獄にも落ちなかった霊魂が行き着く中間的な場所で、罰を受けることで罪を浄めたのちに、天国に入るとされています。
A4サイズのキャンパス地に描かれております。
絵の具をふんだんに使用して描かれておりかなり立体感のある仕上がりです。黒の扱いが見事でまさに罪や穢れを獄炎により浄化するという精神世界が見事に表現されている作品です。