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コレクションより出品いたします。
ロンドンの中心地、トラファルガー広場にある『ロンドン ナショナル・ギャラリー』。この美術館が所蔵する世界的に有名な名画を、ふたつのウイスキーに仕立てました。
日本でも人気のある印象派を代表する画家、クロード・モネの『睡蓮の池』(1899年)。その頃、モネは邸宅にある「睡蓮」を集中的に描いています。池にかかる橋は、モネのお気に入りの構図です。
山岡秀雄が『睡蓮の池』の絵に選んだこの「グレンエルギン2009」は、睡蓮を連想させる白い花のはちみつのアロマ。昼下がりに飲むのにはぴったりの爽やさがあり、スパイシーです。スペイサイドのグレンエルギン蒸留所はホワイトホースの核となる原酒として使われています。
一方は、フィンセント・ファン・ゴッホの『糸杉のある麦畑』(1889年)。明るい空の色と山々、うねる雲。亡くなる前のサン=レミ=ド=プロヴァンスの病院で過ごした約一年間、彼は「糸杉」を主題とする作品制作に取り組んでいました。
『糸杉のある麦畑』に選んだウイスキーは、同じスペイサイドのブレイヴァル。2008年に再開した蒸留所でシーバス・リーガルの原酒のひとつです。ブレイヴァル2014は、ポート樽熟成で、ドライフルーツのアロマに、杉のような心地よいウッディさがあります。6年とは思えないしっかりした熟成感を味わえるバランスのいいモルトです。
どちらもストレートで飲むのも素晴らしい味わいですが、少し加水して、変化を愉しんでみるのもまた一興でしょう。
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