袖丈長袖
柄・デザイン無地/ワンポイント
素材デニム、麻(リネン)
季節感春、夏、秋
サイズ48
購入価格30,000円ほどでした。
3〜4回ほど着用。
肩幅 43 身幅 52 着丈 73 袖丈 62
ナイジェルケーボン《1920 ジップシャツ》C/L デニム インディゴ
1920年代のヴィンテージシャツをベースとしたディティールに、 コットンリネンデニムとシャンブレーの切り返しがナイジェルケーボンらしいデザイン。
COTTON LINEN DENIM
タテ糸にコットン、ヨコ糸にリネンを打っています。このようにタテ・ヨ コで異なる素材の糸を打つ事を交織(こうしょく)と呼びます。麻の糸と綿の 糸はそれぞれ挙動が異なるため上手くバランスを取って織り上げる事は容易 ではありません。 綿と麻の短繊維がミクロレベルで混合した混紡糸をタテヨコに打つのであ れば糸としては安定しているので簡単です。ですから、世の中に流通してい る所謂、綿麻の生地と呼ばれるものは殆どがこうした混紡糸です。綿の短繊 維に麻の短繊維が混じり合っているので、その肌触りは常に一定です。しか し交織の場合はそれぞれの糸の物性がはっきりと主張し、混紡糸による綿麻 の生地とは全く異なったものになります。 例えば、綿の短繊維に白、麻の短繊維に赤を着色したとすると判りやすい かもしれません。普通の綿麻の混紡糸の場合は、それぞれが数ミリの短繊維 のレベルで混じり合い糸になりますから、糸の糸はピンク色になるはずです。 当然その糸で織り上げればファブリックも赤と白の中間のぼんやりとしたピ ンク色になります。肌触りや風合いも同様で、全体が均一になすはずです。 一方の本ファブリックの場合は、タテ糸が白、ヨコ糸にはっきりと色が分 かれ平織の場合は格子状、本ファブリックのように綾の場合は赤と白の綾目 がはっきりと視認できるはずです。 本製品が普通の綿麻の生地では絶対にもたない、不思議なハリ感、適度な 硬さ、そしてナチュラルな美しい光沢を持っているのはそのためです。同時 にファブリックの表面に麻の毛吹きが程良く生じるよう計算して製織してい ます。 「綿麻のデニム」は世の中に沢山ありますが、本製品はそれらとは全く違った製品です。