80年以上昔の精工舎製のアンチモニー製置き時計
量産品と違い細部まで丁寧に深く作り込まれた作品
貴族院議員を務めていた曽祖父が表彰された時の副賞だと思われます。
曽祖父の自宅は国の重要文化財に指定されていて
屋久杉で作られた大正建築の執務室に置かれていた物です。
子供の頃はこの時計の音が離れた部屋でもコツコツと響いていたのを覚えています。
この家は今は行政が管理しています。
精工舎は諏訪精工舎と言って
現在のSEIKOの前進企業です。
量産のローレルとは格段に違う風格のある重厚な作品
SEIKOにて、オーバーホール済みの完動品
評価額30万円の置き時計
15×14×10cm
1.9kg