陶胎染付の真贋は素人でもはっきりわかります。
真贋の見極めが難しい焼き物ですが、これだけは触ればわかります。
贋物は表面がひび割れたヒビ焼きで触ったらはっきりわかります。
表面はツルツルしていて、釉薬の内側がひび割れているのが陶胎染付です。
そして内側から水などが染みて色を付けて良い景色になったのが400年の歳月の証です。
釉薬と地肌の間にヒビが生まれて、数百年の流れでヒビに色が付いて景色の一つになった作品。
偶然の産物に長い年月が色を付けて出来上がって出来の良い逸品。
同作とそっくりの作品が波佐見焼の博物館に所蔵されている。
他に現認できた作品はない。
似た様な物は酒瓶として残っているが、あれらは完全な使い捨て品。
素地の作りも釉薬も絵付けも全くの別物。
花瓶としても映えますし、床の間にこれを置くだけでも風格が出ます。
400年の歴史がこれだけの焼き物を作り出しました。
製造年が判っているのは、波佐見に資料が残されているから判った物です。、
故意にヒビを付けた作品のひび焼きとは全くの別物です。
400年ほど昔に波佐見で作られた事は資料に残された事実なので間違いがありません。
家宝にだけで無く、国の宝にもなりうる物です。
時代も十分に登る名品です。
撫で肩の磁器にケシの花が雄弁に描かれています。
作者の銘があっても良い作品です。
木製の台付
上限30万円なのでこの価格です。
実際は最低でも55万の品です。
素人でも判る本物
故意に作ったひび焼きは表面にヒビがある
陶胎染付は釉薬の内側にヒビがあり触ってもツルツている。165万円
評価額の1/6以下に値下げ
試しに下げてみました。