制作はファイファー期、一級品です。
バラが盛りの今の時期、思い出して出品してみました。
グランツゴールド作品については周囲の金彩部分があまりにも迫力がある為、センターの花が貫禄負けしているものが非常に多い印象です。
こちらは薔薇が単体ではなくブーケとなっており、その絵付けも上位ランクの描きがされていますので格の点でもヴォリュームでも負けておらず対等なバランスを成し得た数少ない1枚ではないでしょうか。
葡萄の葉がゴールドではなく白ということと、地がコバルトではなくブルーという点も豪華でデコラティブなグランツゴールド作品には珍しい爽やかさを演出する要因となっているのかもしれません。
金彩に多少の薄れが有りますが金縁に薄れは見えません。
7枚目画像の矢印は黒く見えますが金の飛びです。
直径 約 26.1 cm
高さ 約 4.9 cm
御検討の程、宜しくお願い致します。