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夕焼けを思わせる茜色のフィールドに遠くに見える山々、テントや女の子の姿や戯れる山羊たちや花々が織り込まれ日常の風景を思わせる構図も楽しく可愛らしい手織りのペルシャギャッベです。
敷くのはもちろん飾っても素敵です。
*新品未使用
*イラン・シラーズ(カシュガイ族)
*手織り
*手紡ぎ
*草木染め
*ウール
サイズ約58cm(フリンジ含むと約61cm)×約41cm、
厚み約2.3cm
四つ角に可愛らしいポンポン(ふさ)付き
画像6・7枚目は裏側
図柄(モチーフ)には意味や願いが込められて織り上げられています。
*山羊: 遊牧民にとってヤギは家族同様に大切し、財産でもあります。生活が豊かになるようにという思いや感謝する想いも込められています。衣食住を与えてくれる山羊や羊には子孫繁栄という願いが込められています。
*花:穏やかで過ごしやすい春への憧れや自然への感謝のモチーフ
*テント:温かく迎えてくれる家族か待つテント、幸せな家庭への願いや家族への想いを表すモチーフ
*女の子や子供:子供への愛情と健やかな成長を願いが込められているモチーフ。女性の場合は子孫繁栄の願い。
自分の子供の数だけ織り込む事もあります。
〈草木染め〉
赤色:ローナス(茜の根)
健康的な血色の良い子供の頬の様な生命力を表す茜色はガシュガイ族の女性が最も好む色
黄色: 黄色:ザクロの皮、ターメリック
イランの高原南部(シラーズ)の遊牧民(ガシュガイ族)の手織り・草木染めのギャッべです。
イランのギャッべの特徴は遊牧民の暮らしている地域は夏冬の温度差が大きい事に加え乾燥地帯であるため昼夜の温度差も大きい環境で育った羊の毛を刈り紡いで使っているので良質なウールで出来ていて手触りが良いです。
織り手は親から子へ技術を継承しながら大自然で育った感性で毎日の生活や日常の風景を図面なく織り手のセンスで幸せな願いなど込めて動物や植物などを一点一点織り上げていくので一期一会です。
*発送は折り畳んで又は丸めての発送となります。
機械織りではない手織りの風合いにご理解下さい。
イランのギャッペは2012年にユネスコ(世界)無形文化遺産にも登録されました