彦根藩御用窯の湖東焼の逸品です。
直弼が重用した名工、『鳴鳳』の得難いお茶碗です。
琵琶湖の落雁の画が特に有名な絵柄ですので、湖東焼の雅味溢れる希少なお茶碗です。
江戸時代後期の作品、比較的良い状態ですが、高台周りに少しの汚れと口周りに細いニュウが一ヶ所あります。
8、9枚目の写真をご覧ください。
・付属品 紙合い箱
◎サイズ(約) 直径14.1センチ、髙6.1センチ
◎ご参考
湖東焼は、1842年(天保13年)に藩営化され、特に藩主井伊直弼で発展し、奨励・保護した。
民間の絹屋窯時代と藩窯時代があり、藩窯時代の湖東焼は地方窯随一の名声を誇り、当時の流行を反映した文人趣味の煎茶器を中心に、染付・赤絵・金襴手・青磁などの名品が焼造された。その華麗な作風を支えた絵付師として、客分待遇の鳴鳳と幸斎がいた。
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