菓子鉢 十世坂高麗左衛門作【韓峯印】 萩焼
10代 坂 高麗左衛門 Koraizaemon Saka10th
1890 ( 明治23 )~ 1958 ( 昭和33 )
本名:秀輔
号:韓峯
9代坂高麗左衛門の次男
豊臣秀吉の朝鮮出兵に伴い、当時の中国一帯を治めていた毛利輝元が朝鮮より帰国する際に連れ帰った陶工ではじめ坂田を名乗っていたが後に坂に改姓、輝元が萩に移封後、2代萩藩主毛利綱広候より高麗左衛門を拝領し現在まで続く坂高麗左衛門の10代目。
10代高麗左衛門は兄の早死により家業を継承、父の没に伴い1921年に10代を襲名。1943年に萩焼工芸技術保存者に認定されている〔印 名〕〔陶 印〕「高麗左衛門」「韓峯」(共に先代と共通印なので作行、箱書にて判別を要する。)
「韓峯」は坂高麗左衛門の九世から十一世までの号で、十二世は「熊峯」となります(九世には「韓岳」という号もあったようです)。
径18.5cm 高さ7.5cm
古いものなので時代なりの汚れ、スレ、キズがあります。写真をご確認ください。