ロレックス　ジュビリーブレス　ピン交換による『ヨレ』修正

【商品の説明】 ブランド：ロレックス 型番：20mm幅ジュビリーブレス（16233・16234等の、SS・コンビブレス）のリペアです。 ◎スクリューピンのリペアを別料金にた事で費用を安価に抑えました。（ 状態確認の落札も省きました） 都合により週1〜2本程度の作業しかお受けできませんので、宜しくお願い致します。 ※レディース・オイスターブレス等、他のブレスはお問い合わせ下さい。 ※金無垢・リベット・巻き込みブレスには対応していません。 【注意事項】 商品の販売ではなく、ジュビリーブレスの俗に言う『ヨレ』の修正費用です。 ◎修理歴（溶接やロウ付等）や、過度の摩耗がある場合等は対応できない事もありますので、落札前に 質問欄からブレスの状態をご確認下さい。（Ref.番号とクラスプコードも併せてをお知らせ下さい） 確認無しに落札した場合は作業が出来ない場合があります。 【ブレスのヨレ・伸び】 5桁Ref.以前のコンビブレスは長年の使用に伴っての『ヨレ』が、かなりの確率で発生します。 本来であれば交換が望ましいのですが、16233のブレスで 正規品は40万近くします。（2018年当時で34万） 中古品でも程度の良い物は20万以上しますし、状態にもよりますが『よれ』の無いものは皆無だと思います。 ブレスの『ヨレ』はコマの間隔が広がる（伸びる）事に起因します。 原因の多くは、 ①ピンの摩耗【画像2】（116233以降は3連部のコマが空洞でありませんが、使用に伴い必ず摩耗します） ②ピンの曲がり（強い衝撃やブレスのネジレ等で発生し、曲がったピンの部分だけブレスが歪みます） ③ピンの緩み（やはり衝撃やネジレで緩む事があり、ブレスの幅がイビツになります） ④コマの摩耗【画像3、4、5】（18kのコマに多く発生しヨレも酷くなります） ※ピンが原因①〜③で隙間が開く事が多いので、ある程度の『ヨレ』はピン交換で修正できます。 ※④コマの摩耗には、ピンとの接触部（3連部のコマの内側）とコマ同士の接触面の2種類があり、 ピンとの接触による内側の摩耗は修正は出来ません。 コマ同士の接触による摩耗は、 画像3程度の状態なら ピン交換＋隙間調整で修正が可能です。 （隙間調整によりブレスの幅が0.2〜0.5mm程が狭くなりますが、装着した状態では気が付かないレベルです） 画像4、5の状態まで 摩耗しているとコマの交換が必要となり、ピン交換では 対応できません。 ※説明でピンと表示しているのは、サイズ調整用のスクリューピン（ドライバーで回せる）ではなく、 専用工具を用いてカシメてある『ローレットピン』を指します。 ※16233の場合、発売から35〜20年が経過していますので、画像1のBeforeの状態で 通常1.2mmのピンが半分程に（画像2）摩耗しています。これ以上の摩耗はブレス切れの危険があります。 【作業順序】 ①落札後にブレスのみをお送りください。※送料はご負担ください。 （バネ棒、フラッシュフィットは外して下さい。クラスプは付けたままで構いません。） ②16233の場合、カシメてあるコマは両サイド合わせて15コマ有りますので、こちらのピン交換と 隙間修正になります。（納期1週間程度） ※リペア内容はローレットピンの交換とコマの隙間修正となります。 （画像1は、1995年に購入し約30年使用した16233のBefore -After、画像6、7はリペア前のブレスです） ③ピン交換完了後にネジレ等の微調整をおこない、裏面を軽くポリッシュした後に返送させて頂きます。 ◎作業後にどの程度『ヨレ』が 修正されるかは、コマのピンとの接触部（中央の3連部分）の摩耗具合 によって個体差があります。（画像1のafterはあくまで目安であり、保証するものではありません） ◎サイズ調整用のスクリューピンで止めてあるコマは別料金（1コマ2,000円）となります。 1コマにつき、ローレットピン1本の交換とスクリューピン1本の加工・交換を行います。 ご希望場合は、落札前に質問欄からご確認ください。 ◎ブレスの切れ（ピン破損）、コマの紛失もご相談下さい。（切れ補修10,000円〜 ） 紛失したコマによって料金が違います。（SS:3 ,000〜、18k: 5,000円〜、コマはロレックス純正中古品） ※『よれ』が発生しているブレスは、少なからずコマが摩耗していますので、コマの隙間修正・ピン交換を 行った場合、多少動きが渋くなる事があります。 これは、コマの摩耗により多少段差ができるためで使用しているうちに解消されます。 段差も含めて修正となると、全てのコマの研磨や交換が必要となり、かなり の追加費用がかかります。 特に摩耗しやすい18kのコマを全交換した場合、程度の良い中古品を購入した方が安い場合があります。 画像4まで摩耗している状態ですと、接触面を研磨した場合にはコマが痩せてしまいブレス自体の幅が かなり狭くなりますし、ピンとの接触部の摩耗も大きいと思われるので、作業を しても『ヨレ』が残る 可能性があります。 ※ ピン交換を行うと、摩耗等により両サイドのコマに僅かなネジレが発生する事があります。 可能な限り修正させていただきますが、微かにネジレが残る場合があります。 （装着した状態では気が付かない程度です） ※ピン交換を行う際に、どうしてもブレス裏面に専用工具の『当たり』が着いてしまいます。（傷ではありません） ピン交換後にオーバーホールやポリッシュの予定が有るのであれば、そのまま返送させて頂きますが、 ご要望があれば、無料で裏面のみ軽くポリッシュ（ヘアライン）も可能です。 クラスプ表面のポリッシュ（ヘアライン）も無料で承ります。 ◎経年によってコマの摩耗は避けられない為、ピン交換後も新品同様とまではいきませんが、 これからも永く愛用したい方には是非お勧めです。 不明点はご質問ください。