30年近く前に購入した、岡本憲将先生の著書「宝石の常識シリーズ セミプレッシャスストーン」を読み返してみると、「最近、アフリカのナミビアでも、色の淡いデマントイドガーネットが見つかった。そして、ロシア産と比べ、輝きが秀逸な為、このナミビア産の方が好きだという人もいる。人気は、ロシア産とナミビア産で大きく二分されている・・・・・」との旨が記載されています。 まあ、「最近」と申しましても、30年近く前に購入した本に書かれている「最近」ですので、今現在から見た「最近」ではありませんが、宝石の長い歴史から見れば、「最近」と言えなくもありません(笑)。岡本先生もご指摘なさっている通り、とにかく驚くほどに輝くんです。まあ、輝きやすい形状と言うのもありますが、ここまでバチバチと輝く色石は、他に無いと思います。とてもよく輝く色石(例えば、コランダム系)の更に一つ上を行く輝きです。
さあ、このトップランクの、ナミビア産デマントイドガーネット・・・・・。(1)原石の透明度・クリーンさ、(2)コンピューターによるアメリカンカットを施した完璧な光の反射、(3)爽やかな色味、これらが、実に見事に調和して、極上のルースに仕上がっています。リングでも、ペンダントでも、そして、観賞用としても、その要求にこたえる「品質」を兼ね備えています。冬の弱い光にも負けない、けなげな「子」でございます。どうぞ、お迎えして、様々な光のシャワーを浴びせてあげて下さいませ。