台場通宝(通寶)☆250文/創造貨幣/近作絵銭/小田部一郎・作/江戸品川/御台場役所人足用/d321-1
◎名称:台場通宝(通寶)/250文通用
◎発行国:日本
◎発行年:大正期
◎サイズ:縦75mm×横34mm、厚さ3mm
◎重さ:58.14g
◎品位:銅、鉄、他
◎発行枚数:不明
◎状態:並上/経年による古さがあります(写真参照)
【 台場通宝について】
一見すると江戸時代の貨幣にも見えますし、当時通用していたお金にも見えます。
しかし、「台場通宝」は架空のお金であり、創造貨幣であり、絵銭の一種でもあります。
台場通宝は大正期の鋳物師であり、贋作作者である小田部一郎の作品です。
小田部一郎は優れたアイデアマンで、当時人の心を誘い込むようなユニークな創作貨幣を何種類も作り出しておりました。
その中でも「台場通宝」は彼の代表的な作品であり150文通貨と250文通貨の2種類の創作貨幣があります(当商品は250文貨幣です)
「台場通宝」はあまりにリアルに作られた創作貨幣だったので、当時本当に通用していたお金だと信じ込んでいた人も多かったと言われております。
実際に昭和7年発行の品川町役場の町史に台場通宝の実物大写真を掲載して、「多数の人足に日々支払うため便宜の通貨50文、250文を鋳造して使用した」と間違った解説をしてしまった記録もございます。
※当コインは送料無料です
※写真の10円玉は比較用で商品に含まれておりません
・・・・・・・・・・・・・・ 古物商許可証 神奈川県公安委員会 第451910009497 ・・・・・・・・・・・・・・