Japanese Fabric 岩手ホームスパン homspun
「彩格子」(A6)
14,300円
箱のまま発送致します。
「彩格子(さいこうし)」は、明治時代にイギリスから伝えられたのち、岩手県・花巻で作られ続けている「ホームスパン」という生地を使用した手帳カバーです。
「ホームスパン」とは、手紡ぎ、手織りでつくられた生地のこと。いまではその風合いを残したハンドメイド感のあるテキスタイルも含みます。今回使用している糸は手紡ぎのように、あえて太さを均一にせず紡いだものです。その1本の糸を、赤、緑、白‥‥と、少しずつ、さまざまな色に染め上げます。すると、糸の細いところは濃く、太いところはやや薄く染まります。それを織ることで、あたたかみのある、複雑な色合いのツイード生地ができあがります。
個性の強い、繊細な糸ですから、織るのも一筋縄ではいきません。通常の1/3程度のスピードでゆっくりと、丁寧に織り上げています。そうやって、空気をはらんだ、やさしい風合いの生地をつくりあげています。
糸を紡ぐところから生地が完成するまでのすべての工程が、花巻のちいさな工場の、熟練の職人さんたちによって手がけられています。丁寧に作られた、存在感ある生地の手帳カバー。あなたの日々をつづる、たいせつな一冊としてお使いください。
サイズ・仕様
横120mm(バタフライストッパーを除く)×縦167mm×厚さ30mm
(実際の製品は、寸法に若干の個体差があります)重さ約85g主な素材(表面)シルク混紡 (内側)革
・工場の人たちが1枚1枚作っているため、実際の寸法が仕様と若干異なる場合があります。サイズなどはできるかぎり均一になるように確認しながら制作しておりますが手作り品の特徴としてあらかじめご了承ください。
・素材の特性上、糸の太さのむらやネップ(繊維のふし・かたまり)が見られる場合があります。
・バタフライストッパー(ペンホルダー)は、「ほぼ日ストア購入特典」のボールペン(JETSTREAM・軸径12.2ミリ)の抜きさしがしやすいように設計されています。軸径が約13.5ミリ程度のペンは収納できます。
・180度平らに開くカバーの構造上、カバー表面の縫製がギャザーのように見えるものもあります。また裏地のたるみがでることがあります。