作家名 :尾形光琳 作品名 :業平東下り図 技法:巧芸画 サイン:印あり 軸サイズ :186X54cm イメージサイズ :102X41.5cm 作品の状態:しみあり 【略歴】
1658-1716 江戸時代前期-中期の画家,工芸家。
万治(まんじ)元年生まれ。尾形宗謙の次男。尾形乾山の兄。狩野派山本素軒にまなぶ。本阿弥光悦(ほんあみ-こうえつ),俵屋宗達(たわらや-そうたつ),野々村仁清の遺風をうけて,装飾性にとむ光琳模様ともいえる独自の大和絵画風を確立。のち琳派とよばれる。蒔絵(まきえ),茶器,小袖の下絵などでも弟の乾山とともに活躍した。作品はほとんどが40歳以後にえがかれたと推定されている。正徳(しょうとく)6年6月2日死去。59歳。京都出身。名は惟富,伊亮,方祝。別号に澗声,寂明,長江軒,青々斎。代表作の屏風に「燕子花(かきつばた)図」「八橋図」「紅白梅図」,蒔絵に「八橋蒔絵螺鈿(らでん)硯箱」など。