夏目漱石の「吾輩は猫である」の一節にも紹介されており 多くの著名人も愛用した龍文堂(りゅうぶんどう)の鉄瓶になります。
「龍文堂の松風の音を聞いて茶を喫するが、最高の贅沢」と詠まれているとおり、 重厚感があり、細かい装飾が施された蓮の金銀象嵌から日本の伝統的な美しさを感じられる作品です。 また、把手にも銀象嵌が施された、上級作となります。
龍文堂の名人『上田照房』の印あり・蓋の裏に龍文堂の銘あり(写真7枚目)
是非、その手に取ってお楽しみいただけますと幸いです。
龍文堂名人『上田照房』造 蓮金銀象嵌 鉄瓶 の参考価格: https://aucfree.com/items/h225406751 落札価格: 427,500円
■サイズ
約 幅15.0cm×奥行13.5cm×高さ13.6cm(底から蓋)【高さ 11.5cm(提手含む)】 総重量1416g 蓋:約 直径 7.8cm 内径 6.6cm 重さ167g
■状態
経年による傷やサビ、汚れ等ございますが、これらの経年劣化により より味わい深さを感じていただけます。 水漏れございません。確認済みです。 ご理解いただける方のご購入をお待ちしております。 丁寧に梱包し発送させていただきます。
■ 龍文堂 とは 龍文堂(りゅうぶんどう)は、江戸時代末期から昭和33年頃まで京都で8代続いた鉄瓶製造元です。 初代の四方龍文が蝋型鋳造で鉄瓶を作り始め、その高級な鉄瓶は明治から大正にかけて日本中で名声を博しました。
二代目の四方安之助のもとで、亀文堂の創始者・亀文堂正平や、鉄瓶作家の秦蔵六など、多くの有名な作家が育ちました。
「龍文堂」と在銘された鉄瓶は本家製で、一般的に銘は蓋の裏に刻まれています。龍文堂の鉄瓶は、細かい装飾や、蓋に翡翠や象牙などの高級素材が使われているものがあり、特に価値が高いとされています。
他にも鉄瓶を出品しておりますので、合わせてご検討いただけますと幸いです。
光玉堂 佐藤堤 金銀象嵌 斑紫銅蓋 柚肌 長閑形 火焔太鼓 鉄瓶 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e1143632302
亀文堂 蘭蟹盛上 金銀象嵌銅蓋 堤手四羽千鳥象嵌 鉄瓶 https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t1132558755