フィンダ製の温かい音色を持つフィンダ木管フルート頭部管です。
フィンダ製についてですが、元プラハ交響楽団ソロピッコロ奏者スタ二スラフ・フィンダさんが手がけるハンドメイドのフルート頭部管です。フィンダさんは、「フィンダピッコロ」の製作者として特に知られています。
特に頭部管の評価は高く、ヤマハ等の他社メーカーにフィンダの頭部管に差し替えることでグレードアップした楽器に変化すると言われております。オーケストラ(プラハ響だけでなくチェコフィルハーモニー管弦楽団、ドレスデンフィルハーモニー管弦楽団等)で演奏していく中で理想のピッコロが見つからないことから、ハンス・ライナーに弟子入りしその後自身で研究、製作を始めます。
オーケストラ奏者としての経験とその中での研究から生まれたピッコロは、これまでのピッコロのイメージを大きく変え多くの指揮者からも賞賛されました。チェコ国内はもとより、ヨーロッパ各地、ロシア、日本等世界的に好評を得ています。現在、フリー奏者として、またピッコロ製作者・指導者として、多忙な日々を送っています。今回の出品はピッコロではありませんが、FINDA(フィンダ)製の木管フルート頭部管で、以上の意味から非常に珍しく貴重な頭部管です。
構造は、リップ部分がハイウェーブ型になっています。
また、サイズは素人採寸ですが以下の通りです。
長さ(先端の茶色の山型部分は除く):約20cm8mm。
幅①(ジョイント部外径:シルバーの細い部分の管の直径):約1.9cm。
幅②(こげ茶色の部分の管の直径):約2.5cm。
きつい・ゆるいと感じる場合は、楽器店で調節を依頼してみてください(頭部管は各メーカーで口径が微妙に異なります。 「すり合わせ」という作業です)。
ちなみに、私がたまたま持っているヤマハYFL211とは互換性がありました。スッポリ入りました。他のフルートはわかりません。
型番や種類は書いて無く、FINDAとのみ彫られています(型番は印字されておりません)。
以上をご理解いただける方からのご購入をお待ちしております。商品返品はお受けいたしかねますので、ご了承ください。