既に潜り納めなさった御方で道具や器材を新調なさるのであれば、オフシーズン期がお薦めです。 何故ならシーズン中の支出は突行の交通費に充てられる方が金銭的価値以上の満足感と経験値の蓄積が得られます。
■ 商品名 / スピアフィッシング用にモディファイしたナイフ / ※ 新品
modify = 修正する、少し( 一部 )変更する、修飾するという意味。 パーツの一部に加工等を施す様な場合に使用するカスタム用語です。
ヤフオクに数多くのナイフは出品されていますが、水圧の影響で弛緩したベルトを自動で調整する『 機能 』を備えているナイフは僅少です。
■ ダガーナイフ 考察
2008年6月に東京・秋葉原で発生した通り魔殺傷事件の影響を受け 翌年には銃刀法が改正されたことによりブレード形状が左右対称のダガーナイフは販売 / 購入 / 所持が禁止されたことから 日本国内のスピアフィッシャーマン達は已む無く、一般的なダイバーナイフで代用していると推測します。 しかし、日本を除いた世界中のスピアフィッシャーマン達が挙ってダガーナイフを使っている理由は ナイフのブレード形状が左右対称で刃幅が狭ければ、獲物の急所にナイフを突き刺すと 魚体にナイフが真っ直ぐ入ることで、急所を外すことなく一撃で 〆ることに特化しているからです。 通常のダイバーナイフはブレード形状が左右非対称で突き刺すことより、切ることに特化した刃付けであることから 急所を外してしまうと獲物が暴れまわり、何度もグサッ!グサッ!と刺すことにより魚体の創傷も酷い状態になります。
■ ナイフ 詳細 当該品は獲物を〆ることに特化したナイフとして商品開発されており、獲物の体表に残る創傷は最小限に抑えられ 大型で頭部も大きい獲物以外であれば、急所に突き刺して一撃で 〆ることが可能です。 シースはロック機構を備えており、シースにナイフを収納する際にカチッ♪とした感覚が手に伝わるので 慣れると目視で手許を確認しなくてもナイフがシースに収まったことを認識できます。
ブレードの材質はステンレス鋼の表面にフッ素コーティング加工を施して、海水で使用した後でも錆は発生しません。
フッ素コーティング、テフロンコーティングという名称はフライパン等のCMでもお馴染みですが テフロンの方はフッ素コーティングを2層に施した加工でアメリカ合衆国のデュポン社が意匠登録した商標です。
フッ素樹脂はポリマー性の物質で -240℃ ~ 260℃までの温度状況下で使用が可能な耐熱性と耐寒性に優れ アクリル樹脂やシリコン樹脂と比較してフッ素樹脂は紫外線にも強い耐性があることから高層ビルの外壁塗装や宇宙技術にまで 幅広い分野で用いられていますが製品化した際にコストが高騰してしまうことは否めません。
ダイビング器材メーカーが販売しているダイバーナイフでも海中で使用した後、真水に浸けて塩抜きをするメンテナンスを施していても 画像3・4の様に直ぐに錆が発生してしまう様なクオリティの低い粗製品を散見します。
当該ナイフは左右対称ではない刃幅が狭いブレード形状ですが、D.I.Y によりポイントの上側にも “ 刃付けする ” ことも可能です。 フィンガーグルーブ付きのグリップは人間工学の観点からデザインされ、獲物を〆る際には渾身の力でしっかりと握れる形状です。
獲物を〆る際に誤って手からナイフが滑り落ちてもロストを防げる ナイフ用ランヤードをグリップエンドのソングホールに取り付けています。
ナイフを収納する際、ランヤードをシース先端部にテンションを掛けてフッキングさせておけば不意の脱落も防止できます。
■ ストラップベルト 考察
シースに収めたナイフを身体へ装着する際、既存品に散見する古典的なベルトを強めに締めて装着した筈なのに 素潜りで潜降と浮上を繰り返していると、いつの間にか装着していた位置からズリ下がっていることに気付き 魚突きに全集中したい時に水面でベルトを締め直す or 元の位置へ修正する動作を余儀なくされるのはストレスが増大する要因でもあります。
身体に装着したナイフのベルトが弛緩する原因はウェットスーツの生地は無数の気泡が集積した素材で(※ この気泡に浮力が備わっています ) 水面下へ潜降すると水圧によりウェットスーツ生地の気泡が圧縮されて生地自体が収縮した状態になるため エントリー時にベルトを強めに締めて装着したとしても水中でベルトが緩むことを阻止できないので 古典的なナイフ用ベルトではナイフを装着した位置で保持することは不可能という理論になります。
注 ) 素潜り中に血流を阻害する要因があれば脳型減圧症や虚血性心疾患を発症する事例あり 注 ) 四肢の一部をベルト等で強く締め付ける、サイズが窮屈なウェットスーツ等が要因に該当します
■ ストラップベルト 特長
当該ストラップベルトはバックルの内部機構に強力なスプリングが組み込まれており 水面下へ潜降するに伴い、水圧の影響を受けて圧縮されたウェットスーツ生地の厚み分を スプリングが伸ばされた状態から元に戻ろうとする力 ( 弾性 )を利用して 自動的にベルトに掛かる張力をバックル本体が調整する仕組みです。
エントリー前にバックル内部のスプリングにテンションを掛けてストラップベルトを装着するだけで 潜降と浮上を繰り返す素潜りでも常にナイフは取り付けた位置からズレ動かない優れモノです。
当該ストラップベルトの長さは 60cm 。装着する部位に応じてベルトを短く設定する、又はカットしてもお使いいただけます。
脚の膝下、下腿に装着する場合は脹脛の内側に装着することで水面移動中でもナイフがフロートラインに絡まることを防げます。
■ ナイフをシースに収納した全長 / 約 23cm
■ 刃渡り / 8.5cm
※ 法規制について
県警本部に問い合わせ確認をしたところ、ダイビングに使用したり、ダイビングする目的のためにダイビングバックに入れて ( ※ 衣類のポケットに入れての所持やクルマのダッシュボードに置いたりしなければ ) 持ち歩いていたとしても 当該ナイフは摘発対象外で販売 / 購入 / 所有も可能とのこと。
『 左右非対称のダイビングナイフは対象にならないと思われますが警察が重大事案であると問題視した、あるいは裁判にまでならない限り そうした細かい部分は決まらないと思われる。程度の問題だが ” 護身用で所持していた “ の理由は言語道断で摘発されます 』とのこと。
要約すると ・・・
『 銃刀法規制対象外のダイバーナイフの取扱いについて 』
① 使用目的
ダイビング目的での使用は問題ありません。
② 運搬携帯
ダイビング目的には運搬携帯できます。但し、必ずダイバーナイフは器材バックに収納して運搬携帯してください。 ダイビング目的外の携行については、銃刀法( 携帯禁止違反 ) 又は軽犯罪法違反に該当し、処罰の対象になります。
③ 保管
ダイビング器材バッグに保管して、ダイバー以外の持ち出し、使用を禁止してください。
■ 付属品 / Tension adjustment buckle & Velcro strap belt × 2本
【 コンディション 】 新品
【 お願いとお約束 】
検品した新品につき、落札後のクレーム及び返品はお受けできませんのでご了承ください。
『 10枚の画像 』と『 コンディション 』でご不明な点がございましたら ご入札の前にオークションのQ&Aにてお問い合わせください。 ( ※ 終了間際のご質問には対応いたしかねますのでご了承ください ) ご自身の意思で入札なさるのですから入札後は如何なる理由をお申し出になられても 入札の取り消しをお受けすることはできませんのでご了承ください。
【 発送方法 】
ネコポス / 送料 出品者負担 / 即日発送にて翌日 or 翌々日 ( ※ 注 )にお届けいたします。
匿名配送:可 / 配送追跡:可 / 補償:有
受け取りには署名や押印なしで郵便受けに投函されます。
( ※ 注 ) 北海道、本州沿岸の離島、伊豆・小笠原諸島、鹿児島県の離島、沖縄県を除く
店頭陳列用の透明プラスティックケース ( ※ ブリスターパック )に収納された状態では ネコポス配送での厚さが 3cm までの規約を超えているため ブリスターパックから当該ナイフを取り出し、緩衝材を用いて同封させていただきます。