ご覧いただき、ありがとうございます。 entre アントレー ET-200 高級機= 新開発トランス:重量級/大型 左右 独立=2機搭載 ローインピダンス専用/ダイレクト入出力 音質追求=昇圧に徹する 筐体=2mm厚の鋼板 の出品でございます。 MCカートリッジからの脆弱な音楽信号を、昇圧することのみに徹した潔い製品で 敢えて使い勝手の良さを廃して、途中に切り替えスイッチなどを介さない、音質を追求した思想のもと 真面目に音質最優先で造られた、充実した内容の本格派 MC昇圧トランスでございます。 フォノカートリッジからの微弱な音楽信号の伝達を司る、入出力端子のすべてをクリーニングスティックを用いて ターミナル全体に外側はもとより、内部の方まで丹念にクリーンナップを施しました。 後述する 昇圧トランスの不要な帯磁を除去する、消磁工程も施工済みですので 気持ちよくご使用いただけるものと考えております。
昨今、アナログレコードが脚光を浴びており、嘗てのようにオーディオの王道として スポットライトが当たることは喜ばしい限りでございますが、この分野は相当に難解で険しいが故に あくまでも趣味の範疇でございますので、にわかファンが手に負えずに、さじを投げるといったような 一過性のブームで終わってほしくないと切に願う次第でございます。
MCカートリッジや それに付随する 昇圧トランスなども、そのブームに乗っかって 往年の銘機達の性能に注目が集まる中、それらに対する「消磁」にフォーカスした製品が 幾つか登場していることは、注目に値することと感じておりました。 その手法を施工すると確かに効果は感じられますが、各社での製品毎に優劣があるとというか すなわち 決定版がないようにも感じておりましたが、かねてからの念願であった技法がようやく実現となりました。 採用したのは、高音質レーベルとして世界的に著名な米国の シェフィールド・ラボ社 が 嘗て発表していた 「Magnetic Domain Matrix Signals」=磁気歪みを追放する 9種の消磁信号を活用することで 昇圧トランスの中枢をなすコア(導線の巻枠)の不要な帯磁を中性化する措置を施しました。 昇圧トランスを破壊することがないように、フォノレベルまでゲインを適正化するとともに レコード盤に刻まれた イコライジング・カーブ=逆 RIAA に酷似する周波数特性を保有させることで 悪影響やストレスも与えず、しかも最大限の消磁作用を得ることになりました。 9種の消磁信号は、周波数域を分割しつつ、それぞれ異なる信号のスペクトラムによって 可聴域の全般にわたり、トータル的に消磁を施してくれますし、処置をした機器は 蘇生したといっても過言ではないレベルの 著しい音質向上効果が得られましたので、当方出品のMC昇圧トランスに、全面的に採用していく所存でございます。 他所では 絶対に得られない 大きな音質的 特典として、お見知り置きいただきたいと存じます。
嘗ては音楽ソースの中心であったレコード盤、それに代わるメディアとして台頭してきたのが CD でした。 当方が初めてCDを買い求めたのが1986年でしたから、38年も昔の話でございます。 レコードが主役の座から脱落して早 40年近くは経っていることになりますが、何故か昨今 人気が再燃しているらしく レコードプレイヤーや周辺機器などが盛んに発売されており、音楽の愉しみ方に変化がみられます。 サブスクに代表される配信サービスが急速に普及するなか、CDなどは最早 終焉が近いメディアとされ 買い取り業務の終了が相次いで発表されるなど、物として所有する意味が希薄になってきている動向が多数派を占める一方で アナログレコードが再び注目を集めていることは、喜ばしいと感じる反面、一過性のブームで終わってほしくないと願うばかりです。
昔のオーディオの楽しみ方として、手軽に取り組めたのが カートリッジの交換によるグレードアップでした。 大手メーカーでもカートリッジを自社で手掛けており、テクニクス/ソニー/デンオン/ビクター/ヤマハ/パイオニア/オーディオテクニカなどが代表的で ほかにも中小の専業メーカーも多数存在しており、サテン/スペックス/グレース/FR/グランツ/ダイナベクター/オーディオクラフトなどなど 手先が器用で、細かい作業に秀でた国民性が活かせる分野として、発展してきた背景がございました。 その中のひとつとして、ソルティア アコースティック社があり、ブランド名=アントレー/entre の名のほうが通りがいいですねぇ。 当時、各社で活躍していたエンジニアたちが集結して立ち上げたメーカーとのことですが、屈強なライバルたちのなかでは 地味な存在に終始し、1970々代後半から1980年代後半までの 約10年間、決して活発ではなかった活動期間で消滅してしまいました。 この会社だけではなく、先述した中小のカートリッジメーカー達も例外ではなく、CDの普及に伴って次々に潰れていったのでございます。 その頃のカートリッジは、当オークションでも盛んに出品されており、コンディション良好な高級機ともなれば とんでもなく高額になり、未だに その価値や存在感は健在であると感慨深いものがございます。
entre アントレー からリリースされた、MC昇圧トランスの高級機=ET-200 でございます。 このアントレーは、終始一貫してオルトフォン・タイプと呼ばれることの多い、コイルの巻枠に磁性体コア を用いたカートリッジにこだわり 発売した機種もそう多くはなく、却って 昇圧トランスの方が売れたのではないかと思うくらい、高い評価でございました。 MCカートリッジの真髄は大電力(=低電圧)にあるとする考え方は、低出力/ローインピーダンス タイプこそが真骨頂という思想で 当のアントレーも、そういったカートリッジしか発売していなかったわけで、entreの思想を具現化した 最も 「らしい」昇圧トランスでございます。 アントレーの昇圧トランスは、初級=ET-15 / 中級=ET-100 / 上級=ET-200 というラインナップでした。 面白いのが、初級=ET-15 / 中級=ET-100 ともに 使うカートリッジのインピーダンスに合致させる目的の切り替えスイッチや 入出力の切り替えスイッチが装備されているのに対して、価格の高い上級機=ET-200 には敢えて これらの機能を追放したことです。 当時の資料によると、「MCカートリッジの微小信号を扱うため、スイッチの接点が大きく影響する。インピーダンスの切り替えと 入出力の切り替えも、音質第一と考えて追放する、ダイレクト・トランスファー思想で設計されました」とあります。 内部のトランスを観察すれば、ET-100よりもずっと大きいトランスが水平に2個=左右独立で装備されていて 音質劣化の原因となる切り替えスイッチなどを使わずに、トランスからの配線が直接 端子に繋がっております 敢えてローインピーダンス専用機とすることで、妥協を排した性能最優先で考えられたMC昇圧トランスでございます。 肝となるキーパーツ=トランス自体も新開発のようで、一次巻線と二次巻線の間の静電シールドの類はパルシヴな成分までも犠牲にしていたことで 敢えて それらを取り除き、コアが三次元的中心に位置するよう、超大型のシールドケースを新規採用し、ダイレクトな信号伝達を可能にしたそうです。
■1次インピーダンス 10Ω以下(最適 3,5Ω) ■2次インピーダンス 4kΩ ■負荷抵抗 ■昇圧比 30dB(1kHz) ■周波数帯域 5-70,000Hz±0.5dB ■チャンネルセパレーション 60dB ■全高調波歪率 0.02%(5-70,000Hz) ■重量 2.2kg ■寸法 W16.0×H7.0×D14.6㎝
使用に伴うキズやスレなどはございますが、目立つような大きなダメージはないように感じました。 見落としがあるかもしれませんが、画像を最大数 掲載いたしましたのでご参照ください。 外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので 細部まで気になさる方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。 中古のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い申し上げます。 実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが
原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。
ヤフネコ宅急便 にて、全国 送料無料 でお届け致します。
梱包などは、リサイクル材を利用いたしますので、ご了承頂きたいと存じます。 なお、評価を希望されない方もいらっしゃいますことから 当方への評価を頂きました方に、折り返し 送信しております。 評価不要の方は、当方への評価も不要でございます どうぞ宜しくお願い申し上げます。