中古にも関わらず新品Amazon価格とほぼ変わらないのには訳があります。値引不可。最後までお読みください。
2015年頃新品購入。 ピトンシャフトはポインターMK2のもので新品。φ13.5㎜・長さ約27.5㎝です。本体部は屋久島2回、奄美2回、慶良間・波照間・与那国・高知などで使ってきました。
アルミ合金部は以前使用していた類似品の経験上、海水では使用をくり返す度に白錆がうっすら出てくるため、時々クリアコートを吹き付けていました。また、黒い樹脂被覆部分の一部にはラケット用のグリップテープを竿太に合わせてコブ状に巻いていたので少し赤っぽいカスが残っていますが、ベタつくようなことはなく、爪で擦ればだいたい取れると思いますし、そのままでも使用に差し支えません。
特長は、ピトンシャフトと本体を固定する万力風のハンドル&ネジセット部を改造していることです。純正品は使用を繰り返すとアルミ合金側のネジ穴がバカになってきます。つまり、ピトンシャフトをしっかり締め付けられなくなります。これは、プロマリンのものはここの穴径が小さいのと、上記の白錆、アルミ合金とステンレス(純正ハンドルネジ)との電位差によりネジとネジ山が腐食してくるからだと考えられます。ステンレスといえど錆びるのは離島遠征経験の豊富な方ならお分かりかと。そこで、浜口機構のポインターを参考に、1回り大きい径でタップを切り直し、さらに万力風の特殊なハンドル&ネジ部は、チタンのワンオフで特注しましたので全く錆びません。この万力ネジだけでも2つで8,000円くらいかかった記憶があります。この改造から後の遠征では、トラブルなく快適に使ってきました。まだまだ末永く使えますが、当方はポインターMK2を別途所有しているのでこちらを手放します。
当品はポインターミニ同様、底物大物用でなく、上物用・中型までとなっていますが、当方ではシマノのボトムキングやサーフランダーで底物用としても、ブルスペやベイシスBGでも使用してきて問題となることはありませんでした。
本品のメリットは、小型・軽量であることです。ポインターミニのような小型軽量さと錆びにくさを備え、離島遠征にはかなりおすすめです。同価格帯の鋼製ものは重くすぐ錆びます。