商品紹介
リングジャケットナポリのナポリの工房製のフルハンドメイドパンツです。
リングジャケットナポリネームの場合は、生地を用意して工房に持ち込むなどして、定価の低減を図っていますので、
生地調達から、工房側にお願いすると、あと1~2万円は定価が高くなりますので、もともとの価格設定が割安になっています。
売値から逆算すると、自分たちの欲しい仕様のパンツができないので、リング側で工数をかけて売値を低減している感じですね。
ある意味執念を感じますが、ちゃっかり、リングの既製品にも技術が継承されているので、うまいことやっているなと感心させられます。
パスクアーレ・モーラさん(現在50歳前後)や、マリオ・デパンディさん(現在80歳前後)の工房に依頼しているようですが、
ナポリの仕立て職人さんもアウトワーカーや仕事を融通し合うことはありますので、ご本人の縫ったものかまでは分かりかねますが、
仕事、仕様を拝見する限り、これ以上のパンツの仕立ては、考えにくいと思います。
このパンツとインコテックスやPTトリノのパンツを見比べると、大人と子供、リストランテでの食事とレトルト食品ぐらいの差に感じてしまいます。
まあ、無性にレトルト食品が食べたい日もあるのも事実でるが、、、。
工程の95%は手仕事で、ほとんど手縫いのパンツです。アイロンによる癖取りで体に沿って立体的に曲げていますので、人が履いている状態で非常にラインがきれいです。
ちなみにズボンプレッサーはうまく当たりません。
ミシンは、手縫いよりもむしろ強度が優先される箇所に限られます。
春夏向けのコットンカシミアストレッチ、2プリーツ、パンチェリーナ、ボタンフライ、ベルトレスのサイドアジャスター仕様。
基本的に、高名なナポリのサルトのパンツの外注先ですので、生地は、体形が変化し修理を前提に捨て寸を多く取られています。
修理しても履き続けたいと思える品物です。
日本では、こういう嗜好性の高い手縫いのパンツなどが紹介されて、比較的都心では手に取れる環境にありますが、
世界でもこれほどマニアックな市場はありませんので、北米やヨーロッパの超高級といわれるショップでもなかなか巡り合えません。
したがって、こういった品物が、作り手の高齢化、技術継承の問題から、今後いつまで手に入れることができるかもわかりませんので、
良い出会いがありましたら、ぜひご検討お願いします。
商品スペック
生産国:イタリア
素材:コットン95% カシミア4% ポリウレタン1%
サイズ:50
色:画像にてご確認下さい
コンディション:新品未使用
コンディション追記:
小売価格(税抜き):75,000
ウエスト:90cm(サイドアジャスターで概ね82cmくらいまでは絞れます)
股下:96cm
裾幅:19.2
股上:26cm
2プリーツ
発送方法
大阪府より、発送します。