商品詳細 『おしいれのぼうけん』(童心社)『宿題ひきうけ株式会社』や(理論社)『大きい1年生と小さな2年生』(偕成社)などの物語や、数々の評論で戦後の児童文学界を牽引してきた古田足日。2014年にこの世を去ってからもなお、多くの子どもたちに読みつがれています。その時代の子どもを見つめ、子どものための文学を追求し続けた古田足日の唯一の全集、20年ぶりの限定復刊です。
著者の言葉: 児童文学という表現の魅力をはじめて知ったのは、一九四五年の敗戦の後、心がうつろになっていたときだった。相手が子どもだからこそ人間にとって一番大切なものが児童文学にはこめられている、とぼくは思ったのだった。その「一番大切なもの」とは、人間が人間として生きるとはどういうことか、ということだった。それを求めて書いているうち、子どもとはどういう存在なのかということを、ひしひしと感じるようになった。ともに一生続く問いであり、今まで書いたものはすべてそれについての模索であり、答えである。 その答えの数かずはぼく自身を力づけるとともに、子どもたちにおくるメッセージでもあった。それらが今まとまって刊行される。このメッセージを今の大人が、ことに子どもがどう受け取ってくれるか、どきどきしている。
特徴: I部 代表作をはじめ約40編を収録 ― 35年にわたる創作活動の集大成 各巻は二部構成になっています。Ⅰ部には古田作品をたっぷりと収録。単行本未収録作品や雑誌掲載の作品なども含め、著者自身が精選した力作がそろいました。 また各巻の解説を児童文学作家、評論家、研究者14名が担当。新たな視点から古田文学の魅力を分析します。 本文のイラスト、そしてカバーは13名の画家が手がけました。 II部 古田足日らんど ― 古田文学をさまざまな角度から分析 作品エッセイ 寺村輝夫、あまんきみこ、宮川ひろ、山下明生、神沢利子、佐藤さとる、今江祥智、鴻上尚史といった著名な作家陣によるエッセイ。 実践記録 幼稚園・保育園や小学校など、さまざまな現場で子どもたちに届けられた古田作品。保育士や教員の方による貴重な記録です。 人物エッセイ 田畑精一、加藤多一、いぬいとみこ、佐々木守、いわむらかずお、小宮山量平、今関信子、山本和夫、灰谷健次郎、長野ヒデ子などが書く、“人間”古田足日。 創作秘話 作品舞台や取材の記録など、作品ができるまでのエピソードが満載。 創古田足日の自動文学評論作秘話 代表的な評論や重要な論文の抜粋を、藤田のぼるの解説とともに収録。子どもからの手紙作品を読んだ子どもたちからの感想文。②巻「古田足日らんど」子どもからの手紙
ご存じの方には多言ではございますが、その量と質からも、最高の古田足日全集でございます。限定復刊でございます。
大事にコレクションしておりましたが、増えすぎたDVD・CD類の整理をしており、この度出品させて頂きました。格安にて出品させて頂きましたので、どなた様かお引取り頂き、お楽しみ頂ければ、誠に幸いです。 支払詳細 Yahoo!かんたん決済。 発送詳細 発送はおてがる配送にてお送りさせて頂きます(ゆうパック)。 注意事項 *システム利用料・手数料などは一切頂いておりません。
*お決まりですがノークレーム・ノーリターンにてお願い致します。
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