写真をご覧下さいませ。「百聞は、一見に如かず」です。見事な「遊色」が現れています。ちなみに、「如かず」の「如(し)く」という動詞は、「及ぶ」という意味の昔の言葉(古語)です。だから、「百聞は一見に如かず」の意味は、「百回聞くのは、一回見るのに及ばない」という事になります。まあ、ご存知だとは思いますが、念のため・・・・・。
(2024年 12月 12日 11時 12分 追加)
*ブラックオパールは、オーストラリアが唯一の産地です。類似した石に、エチオピア産オパールがありますが、これは、炭化による処理石であり、大量生産が可能な為希少性が無く、価格も、オーストラリア産ブラックオパール(赤フで、遊色が豊かなルース)の100分の一程度の経済的価値しかありません。一方が30万円なら、他方は3000円です。それぐらい違います。タイだと、この炭化処理によるエチオピア産オパールが、ワゴンに山積みされていて、1カラット当たりの値段は1000円もしないぐらいです。業者に、「もとから黒いものもあるのか?」と聞くと、「100%炭化処理だ」と申しておりました。安いものだと分かって買うならいいけれど、本物のブラックオパールだと勘違いして買う人がいるといけないので、一応、参考までに。