この大きく目立つ「ピンクサファイア」も、30年近く前、つまり、某が、宝石に興味を持ち出した初期の初期のころ、タイのバンコクの高級デパートのテナントで、のび太のお母さんの様な「ルークジーン(中国人の子供、つまり、華僑)」から、これまた、激しいお値段交渉の末に購入した商品です。当時、ピンク色の宝石を一生懸命集めていましたので、サイズのみならず、クリーミ―なピンクの色合いと言い、曲線の感じと言い、内部のごちゃごちゃ感の少なさと言い、心にビビッとくるものがあり、その直感を信じて少し高かったですけれど、購入することに決めました。おそらく、某が買っていなかったら、タイ人のお金持ち(半端じゃないレベルです・・・・・笑)か、もしくは、ゆとりのある白人のマダム(当時、タイへの旅行者は、ほぼ白人と日本人です・・・)が購入して、非常に品のあるペンダントに作り上げていたと思います。ご覧になればお分り頂けると思いますが、とても上品な感じなんです。若い方ならそのままでもいいですが、メレダイアを周囲に取り巻くと、上品さに可憐さが加わって、魅惑的なペンダントに仕上がると思います。なお、ピンクサファイアとは言え、ビルマ産のピンクルビーと申し上げても良いようなルースですので、夜のレストランやパーティ―会場では、白熱灯の光に反応して、赤味がぐんと増します。それはそれで、ベリーグッドです。