明治期のオリジナル大判写真 2枚で、鶏卵紙写真2枚が厚手台紙の両面に貼られています 。 ■桂川鉄橋:"Pont du dhemin de fer entre Osaka et Kioto"。東海道線・大阪-京都間工事で、明治9年に京都・桂川に架けられた鉄道橋の完成時の風景。橋は単線用で、煉瓦基礎の上の100ftの英国製トラス桁を乗せ、広い川幅に合わせて12連となっている様子が分ります。 橋の上にレールが敷かれていないので、開通前の架橋工事完了時の撮影と特定できます。橋脚上に立つ人物は工事関係者でしょう。 この橋は現在も東海道線上り線に使用されていますが、トラス桁は 明治45年にアメリカ規格の桁に架け替えられ、基礎の煉瓦も補強されています。 近代土木遺産に指定されている鉄道橋の 明治9年 完成当時を撮影した貴重な風景です。 ■鐘楼・方広寺? :"Grande Cloche a Kioto"。大きな梵鐘を収めた鐘楼と境内の風景。鐘楼は、方向寺のように見受けられますが、基礎の様子が現在の基礎とは少し様子が違います。 海外に持ち帰られた後に里帰りしました。26cm×20cm。状態:経年による変色と汚れがあります。画像上で判らない瑕疵があった場合は返品に応じます。