ポルトガルの手仕事
恋するハンカチーフ
ポルトガルの北ミーニョ地方に伝わる「恋人達のハンカチーフ」は、昔から伝わるフレーズや愛の詩をポルトガル女性が一針一針刺し、ハートや小鳥・花々など模様で飾った、カラフルでとても愛らしいハンカチーフです。モチーフにはそれぞれ意味があり、ハトは恋人の優しさ、ハートと鍵は心を開くもの、などを意味します。伝統のハンカチは、布を裁断するところから刺繍にいたるまですべて手作業で行なっています。
この愛の詩をハンカチーフに刺繍した習慣は17世紀から18世紀に始まります。
年頃になった娘たちは恋心を抱いている相手を想いながら、その気持ちを針と糸に込めました。恋文をハンカチーフに刺繍して、そっと好きな相手に渡したのです。昔のことですので、たいていの場合はその愛の詩を刺繍したハンカチーフを渡した相手と結婚し幸せな人生を送ったそうです。
ポルトガルに行った際に探しまくって2枚だけ手に入りました。
当たり前ですが、ハンドメイドでとても立体感のある刺繍が手仕事で施されております。
希少な物ですが、断捨離の為手放します。
お探しだった方、是非どうぞ!
一度も使用されておりません。
21×22.5