実物 USED 米軍 OG-107 コットンサテン ユーティリティシャツ シャツ袖のご紹介です。
制式名称:SHIRT,UTILITY,COTTON SATEEN,OG-107
サイズ:14 2/1 X33(日本S〜Mサイズ相当)
身幅:53cm
肩幅:41cm
着丈:70cm
米軍のアイテムを語る上で外せないOG-107 コットンサテン ユーティリティシャツです。米軍放出品の中でも抜群の人気を誇り、年々希少価値が上がると共に相場の高騰と放出数の激減でUSEDさえも発見されることが少なくなったアイテムです。
「M-47 HBT ユーティリティシャツ」で使用されていたHBT(ヘリンボーンツイル)が、1950年代半ばからコットンサテンを使用した「OG-107 コットンサテン ユーティリティシャツ」が誕生し、コットン50%、ポリエステル50%素材の「OG-507 ユーティリティシャツ」が採用される1978年の前年まで製造されていました。複数のタイプが存在しますが、こちらは1965年以降にシャツ袖に変更されたモデルです。
「OG-107」とは、オリーブグリーン(Olive Green)の頭文字と米軍のカラーコード「107」が由来になっており、その後「OG-507」から1980年代を通じてBDUへと移行していくまで使用されていました。陸、海、空軍、海兵隊などの全軍で採用された汎用性の高いデザインで、オープンカラーシャツは首元に窮屈感を感じることがなく、1番上のボタンを閉じることもできる仕様です。
裾は水平にカットされたスクエアボトムが採用されていますのでボタンをフルオープンで着ていただくのに適したデザイン。胸ポケットはボタン留めのフラップが備わっており、左胸にはペンホルダー付きです。米軍のアイテムでよく見られるファティーグボタンが使用されており、ファティーグシャツという名称でも親しまれています。
8.5オンスのコットンサテン生地は独特な凹凸感があり、着込むほどに風合いの良い経年変化も楽しめる素材です。ジョンレノンが着用していたことでも有名なOG-107は米軍のみならず、ベトナム戦争の反戦運動など1960年代のカウンターカルチャーを象徴するアイテムとしても知られています。
実物のアイテムは今後なかなか手にすることはできない希少な極上品です。