■1970年代のS.Yairi製のニューヨーカーです。 当時は人気が無く生産数がかなり少ないのでレアモデルとの事です。
■高田渡さんがこのギターのプロトタイプ(ロゼッタの柄違い)を長年弾かれていました。 現在は息子である高田漣さんが所有しておりレコーディング等で使用されています。
■トラスロッド無しの前期型で箱感が強いビンテージな音色です。 ブルースやラグタイムを爪弾くのにピッタリだと思います。 (ロッドが入る後期型は000っぽい音色で全くキャラが違うらしいです。)
■約50年前のギターとしては全体的にキレイです。 判りにくいですがウェザーチェックが無数にあって使い込まれたビンテージ感があります。
■詳しいスペックは [写真⑧] でご確認下さい。 12Fジョイントのギターでは6弦の弦高3mmセッティングが適正です。 まだ下げられますがオススメはしません。
■ネックに異常も無く弾きやすいので演奏中ストレスを感じる事はまず無いと思います。 (ネック裏に塗装の劣化が数センチありますが、ベタついたり引っかかる感じも無いのでそのままにしてあります。)
■リペアショップでの修理&調整歴は、トップ板のブレイシング隙間補修、ブリッジのピン穴加工、内部クリーニング、フレット磨き、指板掃除、ボディ全体のカルナバワックス仕上げです。
■現在マーチンのエクストラライトのブロンズを張っています。 出荷時はコンパウンド弦だったらしいですが私はエクストラライトが好みでした。 (試してませんがボールエンドのナイロン弦を張るとパーラー感が出て面白そうです。)
■マシンヘッドは3弦が少し硬いかなってぐらいで正確にチューニング出来ます。
■現在付いているブリッジピンはSCUDの装飾無しエボニー(1000円ぐらい)です。
■YF200は個体差で最初から弦高が異常に高かったりするのもあるらしくここまで弾きやすいのも中々無いと聞きました。 今後入手は難しいギターだと思うのでお探しの方いかがでしょうか。
■TAKABE製ですがチープなハードケースが付属します。ボロなので発送用です。 サイズが合ってないので段ボール等を使って厳重に梱包して発送します。
■素人なので間違った事を書いている可能性もあります。 どのような理由でも返品返金は受け付けませんので宜しくお願い致します。