【 ブランド 】
【 SANTONI / サントーニ 】
現在、最も力のあるイタリア靴ブランドのひとつとして世界的な知名度を誇るサントーニ。
サントーニはイタリア・マルケ州にて、1975年に誕生。イタリアを代表する靴の名産地として 知られるかの地で、創業者のアンドレア・サントーニは腕利きの職人を集め、高級靴工房としてブランドをスタート。 創設時から「ファット・ア・マーノ(手仕事)」を理念として掲げ、伝統の職人技を堅持する一方で、ブレイク(マッケイ)、 ボロネーゼ、グッドイヤー、ハンドソーンなど、あらゆる製法を導入。同時にハンドペインティングの技法や個性的なデザインなど 演出面にも磨きをかけていき、他に類を見ないほど幅広い表現力を確立。短期間でめきめきと頭角を現し、イタリア靴の代表格にまで 上り詰めていきました。
【 特徴 】
他の高級靴メーカーがロングセラーの定番を中核に据えてブランドを展開する中、 サントーニは同一モデルの継続生産をほとんど行わず、次々と新作を発表してラインナップを刷新し続けています。 このような代謝の激しい新作展開も、同社を急速に発展させた柔軟な表現力と驚異的な製法バリエーションがあって初めて成せる業。 ひと処に留まらず常に変化し続けることこそ、サントーニのアイデンティティーでしょう。
とにかく芸が多彩なことで知られるサントーニ。
ブレイク製法を中心に、ライニングを袋状に縫い付ける¨ボロネーゼ製法¨やマッケイ縫いで中底を取り付けた後、 ウェルト、中底、本底にサイド出し縫いを施す¨ブレイクラピド製法¨などの特殊な製法から英国靴が得意とするグッドイヤー製法、 さらにはビスポーク由来のハンドソーン製法まで、そのバリエーションは実に10種類以上。
豊富な製法に加え、細かな技巧や演出も自由に駆使。
フィルドバックやハンドペイント、変則的な切り替えや穴飾り、手縫いのスキンステッチを採用。 この多彩な技巧が、サントーニの独創性あふれるデザインを形作。一方で、基本的な縫製も非常に丁寧で精密。 技に溺れず地に足のついた靴づくりをベースにしているからこそ、技巧的デザインがより際立ちます。
【 アイテム 】
さまざまなシーンでスニーカーの着用が認められ出した昨今の風潮に加え、 ドレッシーなデザインの増加により足元は常に楽ちんという大人も多いハズ。 そんな今だからこそ、しかるべきときに本格名作靴でのドレスアップが際立つというもの。
ご紹介するのは、スーツ、カジュアル問わずに活躍する万能シューズ『ダブルモンクシューズ』。
英国のウィンザー公(エドワード8世)がジョン・ロブに注文した靴が起源と言われており、 シングルモンクシューズに比べて、より重厚で華やかな雰囲気が魅力。 ミリタリーブーツにも採用されてきたスタイルだけにどこか堅牢な印象も漂いますが、 サントーニの1足はそんなダブルバックルのらしさを残しつつも、やはりイタリアブランドらしい色気を楽しませてくれます。
【 コメント 】
SANTONI(サントーニ)のアイコンモデル『ダブルバックルシューズ』のご紹介。
英国クラシック回帰の今、ダブルバックルシューズは人気の的に。 とはいえ、いかにも英国クラシックそのまんまでは芸がないだけに、 こんなイタリア風味を取り入れたサントーニのダブルバックルシューズは、まさに狙い目。 <サントーニ>はダブルモンクをブランドのアイコンデザインの一つと位置付けていて、 デザインバリエーションの多くにダブルモンクをラインナップしています。
ドレススタイルに映えるエレガントな顔つきが魅力。
すらりとしたロングノーズと細身のスクエアトゥ、絞り込まれたウェストにイタリアンブランドとしての こだわりが見える<サントーニ>のアイコンモデル。 アビエイターブーツを由来としたミリタリーな要素を備えながらも、ストレートチップのデザインを採用しているため、 ドレッシーなテイストもたっぷり。最高級カーフの素材の良さと美しい手塗りの色身が引き立ち、 この靴の持ち味であるイギリスの伝統にイタリアのエレガンスが溶け込んだ流麗なフォルムと、 艶のあるゴールドバックルがあしらわれた高級感のあるストラップデザインを際立たせています。 エレガントな顔つきは、スーツはもちろんジャケパンにも合い、さらにはジーンズにも合わせられる高い汎用性を誇るので 一足持っておいて損はありませんよ。
しなやかなカーフレザーに、ひと目で上質を物語る、手塗りで染め上げたパティーヌ仕上げ。
職人が手で染料を塗り重ねるパティーヌ「アンティカータ・ア・マーノ」(ハンドペインティング)。 古き良き革の風情を残したニュアンスある表情を与えてあり、それもまた魅力的です。 さらに、多少汚れ履き込んだ風合いも、¨味¨となるので、デニム同様に経年優化が楽しめます。
重厚なパティーヌのブラウンカラーに、存在感のあるダブルバックル。 履きやすいように、 ダブルバックル上のベルトの根本にゴムが付いており、ストラップが伸びることで 履きやすく足にジャストフィットします。 エッジぎりぎりまで攻めた運針細かなステッチも美しさを際立てます。 ソールは半チャネル仕様でラバートップリフト。そして、上品なsantoniオレンジに染められています。
ソールの返りがよくスニーカー並みに快適な履き心地の「マッケイ製法」。
一流職人によって丁寧に吊り込みされたイタリア伝統のマッケイ製法で作られているので、 軽い穿き心地でソールの返りがバツグンにいいです。靴の製法では、「グッドイヤーウェルト製法」と 「マッケイ製法」が有名ですが、 <サントーニ>ではマッケイ製法が人気です。
「グッドイヤーウェルト製法」による長年履き込んでいって育てるのは革靴の醍醐味ではあるのは重々承知。 でも、それでは正直時間がかかりすぎます。最初から快適な方が良いに決まっています。 マッケイ製法は、買ったその日から買ったその日から馴染み、ソール交換も可能なので、丁寧にケアすれば7年は履けます。 耐水性は強くないので、イギリスのように雨の多い地域でしたら「グッドイヤーウェルト製法」が向いていますが、 日本でそこまで耐水性は必要ないでしょう。雨の日は履かなければいいんです。
<サントーニ>の「マッケイ製法」の特徴は、①軽量で返りが良い(屈曲性が高い)。 ②革が柔らかく、おろしたてから足あたりが良い。③洗練されてシャープに見える。 ④グッドイヤー製法と同様にクッション性を生むコルク材が入っている。 このような特徴によって、足を包み込み、履いた瞬間から「履きやすい」と感じます。 また、ソールの返りがよく、ヒールカップがやや小さめに設計されているので踵が抜ける心配はほとんどありません。 インソールはレザー製のハーフソック仕様。その下に低反発のウレタンフォームが仕込まれているので快適な穿き心地を実現。
ストイックさと信頼感を熟練職人の妙技。
重厚で華やかな雰囲気が魅力のダブルモンクに加え、レベルソ仕立てという高度な技でステッチの露出を抑え、 よりエレガントな雰囲気に。ダブルモンクは20人以上の職人の手を経て完成する精密な作りに定評があり、 エルメスも実力を認めているだけあって、履き心地はもちろんお墨付き。 コバにもソールにもウェルトが見えない、ヒドゥンチャンネルと言われる造り。 この製法は、育てていくと自分の足に沿ったフィッティングになる上に、ソール交換にも適した造りの一足です。
見るからにエレガント、履き心地もハイクラスな、サントーニの名作¨ダブルバックルシューズ¨。
正統派なジョン ロブの「ウィリアム」、タフな印象のパラブーツ「ウィリアム」も魅力的ではありますが、 本作のような控えめな艶気があり、しかし品を失せず、さまざまなビジカジに合うダブルモンクをお探しなら、 コチラはおススメです!きめ細やかでしなやかな革質はきらびやかなツヤ感をまとい、 しなやかな穿き心地を実現したレザーに、快適仕様を組み合わせて、実用的な仕様になっているサントーニらしい1足。 秋らしい景色になったら履きたくなる、アンティークブラウンカラーも秀逸。
【 素材 】
皮革の調達力は世界随一。デュプイ(フランス)にはじまり、ワインハイマー(ドイツ)、ホーウィン(アメリカ)、イルチア(イタリア)、 アノネイ(フランス)など、世界各国の一流タンナーと太いパイプを持ち、厳選された良質なアッパー用レザーを大量に有しておりますので、 クオリティが高いことは言うまでもありません!!
肌目が細かく繊細な雰囲気が漂う、「カーフスキン(仔牛革)」です。
肌目が細かく、透き通るような美しい光沢を湛えていて、ひと目でそれと分かる高級感の高級カーフ。 使用されている革は、仔牛革の中でもキメの細かい部分のみを厳選し、革本来の特性を活かすため、 あえて手間のかかるハンドカッティングを行い、熟練職人によってハンドカラーリングが施された最高級カーフになります。 繊細でありながらもしっかりとしたコシがあるので、履くほどに美しく、足に馴染み、完璧なものになります。 履き手に応えてくれる革なので、丁寧にケアして自分だけの一足に育てて下さい。
仕上げはサントーニの真骨頂『アンティカータ・ア・マーノ(パティーヌ仕上げ)』。
アンティカータ・ア・マーノとは、手作業による染色方法のことで、専属のカラーリストが ヴィンテージのような絶妙なムラ感を出すために、色合いを見極めながら手作業で表情が仕上がるまで 「手塗り」→「ウール布でサイド色付け」→「ブラシでまた色を塗り重ねる」という長い工程を経て表現される、 長い修業を経て体得した熟練職人の色入れ技術です。
長い工程を経て表現されるブラウンのムラ感は、レザーの色気と高級感をより引き立たせるものになっております。 長く愛用していくことで革自体が馴染んで、艶感が出てきてアジのある質感になります。このムラ感のある色合いが 色艶を増して、どのように変化するかは使う者のみぞ知る、¨最上級の楽しみ¨となるでしょう。
【 素材 】
カーフレザー(仔牛革)
【 色 】
アンティークブラウン(パティーヌ仕上げ)
【 サイズ 】
「 サントーニサイズ:6.5( 日本サイズ:25.5-26 cm ) 」
【 状態 】
新品未使用
ムラ感、革のナチュラル風合いを強調したハンドペイントなので、色むらや微細なスレがある場合がございますが この製品の特長になります。
【 付属品 】
説明書、保存袋、箱
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
¥167,200 (税込)
【 備考 】
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