Newspaper Bag
Cotton 100%1940~50年代頃のヴィンテージニュースペーパーバッグを叩き台に、より使い易く進化させて作ってみました。
更に現代のファッションシーンに合わせ、色をつけてみました。
本来のニュースペーパーバッグとはその名の通り、新聞を中に入れて配達する為に作られたバッグです。その為、かなり横に長いサイズでボディには配るべき新聞名がプリントされています。
素材は基本的に丈夫なコットンキャンバスで蓋は付いていません。付いていたとしても、簡易的な「被せるだけ」の蓋です。
また、重さに耐える為に幅広のベルトがついていますが、そのベルトはサイズ調整ができないものがほとんどです。
なので、ヴィンテージの良いところを活かしつつ、使い易い形状を探りました。
また、アメリカンカジュアルなファッションに合わせ易く汚れが目立たない様に、シナモンブラウンに染まったコットンキャンバスを使用。
まずサイズですが、ヴィンテージのニュースペーパーバッグは新聞を入れる為、横に60センチほどの長さがあります。これくらい長いとバッグとしては大き過ぎ、体の細い人がショルダーで掛けると身体にグルリとまとわりついてしまいます。
なので、A4の書類がすんなり入れられる程度の、横幅45センチとしました。
また、蓋が付いていないと不便だし不用心なので蓋を付け、角には金属の捻り錠を装備。簡単な仕組みですが質実剛健な雰囲気があります。
幅広なベルトはそのまま踏襲しましたが、サイズアジャスターをつけてサイズ調整を可能にしました。
このサイズアジャスターは日本名をコキと言い、今回使用した金属製のコキは日本で見つかる最大幅のものです。
また、ベルトの途中には内側にウレタンを仕込み、肩への負担を軽くしています。
素材は普遍的なコットンキャンバス、敢えてプリント入れずに無地にしてみました。
イラストを描いたりお気に入りの言葉を入れたりバッヂやシニールをつけたり…色々と遊べる様にしてみました。
現代版ニュースペーパーバッグ、あらゆるシーンに合わせられる万能のバッグです。