ギター、ベース用のフレットすり合わせセットです。
セット内容
すり合わせ板 約30cm
すり合わせ板小 約10cm
フレットサイド用やすり
弦高調整用ステンレス棒(下部ゴム)
すり合わせ板は精度の高いアルミ製
スチュアートマクドナルド等では9インチ(約23cm)の物が多いですが、30cm位の方が精度が出やすくギターだけでなくベースにも使い易いです。
コの字になっていますので、画像7.8のように弦のテンションをかけたまますり合わせが可能です。
テンションをかけないすり合わせはネックやフレットの状態を正確に把握する必要がありますが、テンションをかけた状態ですり合わせをすると高い部分のみ正確にすり合わせが出来るので、前後に動かすだけでプロ並みのすり合わせが可能です。
すり合わせ板小は部分的に飛び出たフレットやハイフレット側のすり合わせに重宝します。特に弦高を下げたい方は全体的にすり合わせをした後にハイフレットのみ更にすり合わせを行って下さい。その時は前後はさせずブリッジ側からナット側のみ動かして下さい。ハイフレット側のみのすり合わせ時は弦は張らず緩める。
すり合わせをする量にもよりますが、すり合わせ後にフレットサイドに引っかかりが出た場合付属のやすりでサイドを丸く仕上げて下さい。
フレットすり合わせ方法
スケールでネックの状態をチェック
弦を押さえて隙間を見る方法では無くスケールを当てて光が通る隙間を見て正確に純反り、逆反りをチェックして下さい。
反りがある場合はロッド調整
必要ならば弦高調整
チューニングした状態で僅かに純反り程度(9フレット辺りで紙数枚程度の隙間)が良いです。
ナット部分に弦高調整用のステンレス棒を噛ませて弦2つ分の範囲ですり合わせ(計3回)全体的に均一に削れたらチューブを外してバズ、ビビリが無いかチェック
ビビリがある場合はすり合わせを繰り返すまたは板小で部分的にすり合わせ。
バズ、ビビリが無くなかったら#400~600の紙ヤスリで傷を消してコンパウンドで仕上げ。
指板面には市販のマスキングテープを使用してください。
板に貼り付けてあるペーパーは320で荒すぎず後の仕上げもし易いです。
耐久性の高いペーパーで、すり合わせ板下部だけで無く両サイドにもぺーバーがついているので5~8本程度は交換せずにすり合わせが可能です。もちろん市販の紙ヤスリを付け替えれば再度使用可能です。
基本的な調整とフレットすり合わせまで出来ると基本的に良い状態で常にプレイ可能になります。
プロ並みのフレットすり合わせが出来るセットになっているので、複数本ギターベースを所有している方は是非ご検討下さい。