＜夜、藤の花（ふじ子ちゃん）が、咲き乱れます・・・＞　天然ブルースピネル　４．６９ｃｔ

しかし、なんでございますねえ・・・、この藤色というのは涼しい感じがして、よろしうございます。今日、大阪は、９月２０日というのに、気温が３５度もございました。なんか、おかしいです。もう、９月２０日ですよ・・・・・（驚）。 某が小学生の頃は、一番暑い７月下旬から８月上旬ごろでも、せいぜい３２～３３度ぐらいまでだったように思います。そして、お盆が過ぎると、だいぶ過ごしやすくなったと記憶しております。 昔の日本人は、暑い夏を乗り切るため、風鈴などで涼しげな音を聞いたり、寒天の中を金魚が泳いでいるような和菓子を目で楽しんだり、あるいは、打ち水をして地面の温度を下げたりと、いろいろ工夫をして乗り切ってきましたが、もはや、そのような小細工で乗り切れるような気候ではございません。ここまで暑いと、「焼け石に水」とは、この事でございます。そこで、某は、仕方がないので、サンダルを履き、歩いて数分の所にある避暑地に行ってまいりました。もちろん、避暑地と申しましても、軽井沢ではございません。近所の百貨店でございます。これが、涼しいのなんのって、軽井沢なんて全然目じゃありません。 某は、デパ地下のご馳走を目で楽しんだ後、あえて階段という名の登山道を上り、頂上付近まで登りました。そこで、書物に目を通し、目が疲れた頃、ちょうど、昼時となりましたので、再び登山道を下り、デパ地下に舞い戻りました。そこで、オムライスなる、南蛮渡来の珍しい食べ物を平らげ、やや眠りにいざなわれましたが、「食べてすぐ寝ると、牛になる」という亡くなった祖母の言葉を思い出し、慌てて再び、登山道を２階、３階へと、一歩、一歩、歩みを進めていきました。 すると、あれは何階だったでしょうか。山梨県から出稼ぎに来ているというアクセサリー屋さんが、出店していました。一応、さらりと全ての商品を眺めてみましたが、地金代と石代の原価の１０倍は余裕で超えるであろう「結構なぼったくり価格」で、リングやペンダントが売られていました。「誰があんなのを買うんだろう・・・」と思いますが、買う人がいるんでしょうねえ（笑）。 さて、今回、皆様にご紹介する商品ですが、涼しげな藤色の花びらが、黎明（れいめい）の空に舞う、ブルースピネルです。コバルトが発色原因だったら藤色は出ないはずなので、おそらく、鉄による発色になろうかと思います。大粒のスピネルですので、大きな背景に藤の花が激しく舞い散る様子をご覧になれます。硬度が８もある丈夫な宝石ですので、かなり雑に扱う方でも安心して使えます。もちろん、限度はありますが・・・・・（笑）。