ご閲覧有難うございます
普段は目釘用の煤竹や、居合・抜刀術の剣士の皆様にメンテナンス材料を販売しているへなちょこ剣士です。
今回は中々ハードルは高いですが、責金用の母材【厚口】1.2㎜と2.0㎜各1枚の出品です。(既になましてますから即使えます、サイズは約10mm×80mmです。)
別に販売しております、標準母材のそれぞれ倍の厚さですが、価格も倍にならないようにがんばりましたm(._.)m
以下標準母材と同じ説明と手順になります。
閲覧有難うございます
※なまし済みではありますが、t2.0材は釘締めと、金切はさみは必須ですのでご準備ください。
ご存知の様に鍔鳴りは、なかごを痛めいづれは肉を削いでまいりますので様々な方法で皆様御対処されておられるかと思います。
つまようじ・アルミホイル・グルーガン・新聞・木のくさび・鉛等簡易調整はぶっちゃけ、何でもありだと思うんですが、やはり銅の責金は見た目も渋さも違います。
本来の責金は鍔を削るのが普通ですが、私は色々な鍔を手っ取り早く使って見たくて下記手順で出品母材を加工しております。
やってみっか!となりましたら、ご入札宜しくお願い致しますm(._.)m
【簡易責金】
①必用な道具は、金切ハサミ・ヤスリ・釘締め・ハンマーです。(金床はあれば楽ですが、まな板とかでも行けます)
②母材をなかご櫃の幅に合わせて切ります、長さは鍔厚みに少し足りない位が楽です。
③鍔を縦にし、釘締めで叩いて横にのばします、刃の側に伸ばす感じです。
④鍔から出てきた刃側の銅を鍔を横にし、釘締めをつかって銅板を横から固定しながらハンマーで叩きます。(引っ掛かるように伸ばす感じです。)
⑤商品画像のようにストッパーができたら、刀が入るようみね側をやすりで調整し、それを終えたら、ストッパーと鍔との段差を切羽を押し上げない程度になる迄、鍔から外してからヤスリで削ります。もし柄側にも出てるようでしたら同様に削りつらいちにいたします。
⑥この時点で責金はやすりで削られ、ぴっかぴかになってるはずです。
⑦最後に、組み上げてみて、切羽が押し上げられて斜めとかになって無ければ完成です。
刃側にストッパーを作りますから手入れの度に抜け落ちませんし、簡単に外せますから使い勝手は良いです。
製作じかんは15~20分程です。
出品材料で責金7回分位で、刀屋さんでガチに責金を依頼した場合5000~7000程ですから、色んな鍔に使えてと考えればお得です。
銅の責金やってみませんか?
ご入札宜しくお願い致します
※ちなみにガチな責金も可能です、なかご櫃のみね側左右に切り込みを入れて銅の伸びた分をはめるか、今回の作り方で鍔上部に逃がした部分がはまる程度に鍔を削るか致しますと……でも削ってまで使いたい鍔をなら、最初から刀屋さんに依頼します私なら。
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