サエコのエクセルシス、SUP-038Z、珍しいメタルブラックカラーです。 2013年製、フジ産業の正規輸入品です。 当時の最上位機種で、定価は税抜298,000円の物になります。 価格が高いだけあり、評価は高い機種でした。 現在サエコ製品は日本国内では正規取扱はありませんが、フジ産業で修理やメンテナンスは受けれます。 Gaggiaと共にPhilips傘下で、海外では最新機種が販売されており、ブランドは継続しております。 国内に限って言えば、フジ産業でサエコ取り扱い終了後にガジアの取り扱いが開始されました。 ガジアの最上位機種はアカデミアですが、現在国内取り扱いのアカデミアは、サエコエクセルシスと同時期に設計、発売された製品になります(海外では2010年くらいの発売)。 YouTubeで海外のレビュー動画を見て頂けると確認できます。 デザイン、インターフェースの違いはありますが、アカデミアとエクセルシスは共用部品が多く、部品が必要な場合はフジ産業のアカデミア用部品を購入すれば使用できる物が多いです。 ちなみにアカデミアもエクセルシスも、海外では数年前にモデルチェンジしております。
メニュー別カウンター(総杯数)はリセット出来てしまう機種なのですが、修理の際等に使用するエンジニアモードで起動すれば過去の累計数が確認可能です。 画像にありますので、ご確認下さい。 年式を考えると使用は極少で、程度は抜群に良いです。 エンジニアモードでは各機能のテストや温度、メーターが正常か確認が出来ます。 テストした所、各機能に問題はありませんでした。
上記の事から、(海外では型落ちの)アカデミアに高いお金を出すくらいなら、エクセルシスで十分だと思います(程度の問題はありますが)。 予備として持っていた個体になります。 予備とは言っても、定期的に使用とメンテナンスはしております。 定期的に除石灰(デロンギ純正品)、ユニット洗浄(ブルーマチックジャパン業務用タブレット)、ミルクライン洗浄( URNEX リンザ)、グラインダー洗浄(URNEX SuperGrindz)、ユニットグリスアップ(ガジア純正品)を行っておりました。 エスプレッソマシンを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスは必須です。
先日まで使用しており、各動作問題ありませんでした。 付属品は電源ケーブル、ミルクコンテナになります。 ミルクコンテナは現行アカデミアの物を23000円程で新規購入しております。 つや消しブラックで、形状も高級感あります。 元々のメッキの物は付属しません。 ガジア、サエコ製品はミルクコンテナがないと除石灰不可能です。
宜しくお願い致します。