幻の書、復刊! あまりにも深く山と谷を愛し、1999年に急逝した池田知沙子。
彼女が遺した珠玉の山の言葉を凝縮し、ごく一部にだけ頒布された幻の遺稿集を新装復刊。
一読すれば、まさにちさこの思うがままになる。
幻の書、再臨。1999年に急逝した池田知沙子。
人の入ることの稀な山域を、沢登りや雪山登山というスタイルでかけ、類いまれな文章力で読む者を魅了した池田氏の唯一の著作集であり
遺稿集である『みんなちさこの思うがままさ』(2000年、浦和浪漫山岳会出版局刊。2003年第2刷)が甦りました。
本書はもとは身近な人々に頒布されましたが、その文章の質の高さが話題を呼び、
自費出版としては異例の増刷もされました。
その後も噂が噂を呼び、現在でも本書を探し求める人がたえませんが入手困難な状況です。
最も新しい古典にして、どの山の本とも異なるこの傑作を新装復刊しました。
新たな「ちさこ伝説」、のはじまりです。
こんなにも凛として、こんなにも愛らしく、こんなにも憂いある、山の女(ひと)のことばは、これまでなかった。伝説の遺稿集復刊。
池田知沙子
昭和22年7月29日、東京で生まれる。二十一歳で、所属していた劇団の研究生同士だった池田俊樹と結婚。二十八歳で夫婦ともども北海道に移り住み、帯広わらじの会に入会して登山を始める。三十二歳、埼玉県新座市の現住所に居を構え、翌昭和58年1月、浦和浪漫山岳会に入会。以後、地域研究を標榜する当会とともに歩み、奥利根、会越、下田・川内をはじめとする各地の山と谷に膨大な足跡を残す。入会から十八年を経た1999年(平成11)年2月15日、自宅において脳内出血のため急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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中古品です。
入手困難な希少品です。
細かな傷・折れなど気になる方はご遠慮くださ い。
以上のことをご理解の上お願いします。
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