GIORGIO BRATO
クロコダイルバッグ
18年前ほどに東京のセレクトショップ、レクレルール青山で購入したGIORGIO BRATOのクロコダイルのバッグです。
購入額は468000円+消費税くらいだったと思います。
GIORGIO BRATOの作品で一番入手困難品で生産、販売もかなり少ないアイテムです。
イタリア内でもレザーを扱う職人、アパレル関係者、バイヤーやスタイリストまでジョルジオ ブラットの名を知らない人はいないほど。レザーの加工、鞣し、染色全てにおいて匠の称号を担うレザータンニングのリーダー的存在のGIORGIO BRATOが手掛けるクロコダイルは、やはりジョルジオブラット特有の野菜やフルーツで染めるベジタブルタンニングの加工のおかげかクロコなのにすごく柔らかいです。
世界のレザータンニング界のトップを走るジョルジオブラットの最高峰の作品を是非この機会に。
A4SIZEの書類も余裕で入ります。
カジュアルはもちろんですがビジネスシーンでも使える形でかなり使いやすいです。
ジョルジオ ブラット(GIORGIO BRATO)は、イタリア生まれ。イタリアの革職人の家系に生まれる。2003S/Sシーズンより、父親から事業を引継く。その際、自身の名を冠したブランド、ジョルジオ ブラットを設立。ジョルジオ ブラット本人もレザー職人として約20年の経験を積み、レザーに関していえば、衣服のフォルム、染料の手法などレザーの技術は最高レベルに引き上げられた。この技術からヴィンテージテイストで、ブランド独自の雰囲気が生まれる。レザータンニングが高く評価されている。特に、樹脂や自然の植物のみを利用するベジタブルタンニングという手法に優れており、ジョルジオ ブラットのレザーは使い込むごとに自然な風合い、独特の味わいと色の変化がでて、柔らかくなる性質を持つ。このテクニックはジャケットなどのウェアに留まらず、バッグ、シューズなどにも適応される。特に日本ではバッグの人気が高い。タンニング技術は、友人が壁にペイントしていたときの手法からインスピレーションを受けている。この手法は、壁に塗るペンキに果物を混ぜ合わせると、ナチュラルかつ独特な風合いが出るというものだった。
ジョルジオ ブラットは、「独特な手法でしたレザージャケット、バッグ、全ての作品は、着てみて、繊細にその人の生活に溶け込み、自然に変化していく、この世で唯一のもの」と表現している。
クロコやワニ革はレザーの中でもそもそも水に強いです。自分は気にしますがクロコなら雨が急に降って濡ようが痛みはノーダメージです。鞣しを見ていただいたらわかりますが凹凸を残していながらも柔らかくケミカルを一切使わず仕上げているので他のブランドのクロコとは正直別格に違いがわかります。他のブランドの鞣しは、まずクロコが硬い、クロコの凹凸が割れそうな部位が絶対にある、凹凸が無い、クロコなのに部位が悪い、部位は良いけど鞣しが悪いのかクロコ本体の質の問題か本物なのに型押しのハイグレードのオーラと変わらない、などなどワニ革で仕上げた作品を発表するブランドは数々ありますしどのブランドもワニ革で必ず代表作として制作していますが、ワニ革の鞣しはかなり難しく原型を残しながら柔らかく、そして強度は落とさず、腐食させず、素材のリアリティは残しながらも、触り心地や素材の寿命、身に着け続けた後の作品の原型までを意識して作れるのはgiorgio brato だけだと思います。数々のハイブランド、ドメスティックブランド、インポートブランドのバッグ収集していましたが、ジョルジオブラットのバッグは握り心地、触り心地など五感的に別格でハイブランドでクロコのこのクオリティだと100万円以上するのでこの機会に是非ご検討下さい☆