自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので表紙など経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
本書は、かつて有名な喧嘩師だったクマさんが自らの体験を踏まえ、日本屈指の武闘家たちの真の姿に追る。
第1章 青春無頼編(前田日明―プロレス界の若大将;シーザー武志―シュートボクシング創始者;ディック・マードック―ケンカ武者のプロレスラー;芦原英幸―“ケンカ十段”の理論派空手家)
第2章 武技探究編(佐山聡―新格闘技シューティング創始者;東孝―超過激空手実践;藤原喜明―関節技の最強プロレスラー)
第3章 海外死闘編(大沢昇―キックボクシングの初代チャンプ;上田馬之助―さすらいの金狼プロレスラー)
第4章 極意到達編(アントニオ猪木―格闘技界のリーダー;塩田剛三―合気道の超人;カール・ゴッチ―プロレスの神様;大山倍達―ゴッドハンド)
レビューより
インタビューに登場するのは、
前田日明、シーザー武志 芦原英幸、佐山聡
ディック・マードック、東孝、藤原喜明
大沢昇、上田馬之助、アントニオ猪木
塩田剛三、カール・ゴッチ、大山倍達。
その合間合間に、クマさんの、幼少期の北海道から、東京に出て、騒然とする新宿の街なかでの、
暴力と血と屈辱にまみれた回想がさしはさまれます。もともと、見た目がいかつい風に見られるだけで、気も弱く、ケンカも知らなかったクマさんが、生きるため東京で、いっぱしのケンカ師に
ならざるをえなかったてん末が描かれます。
だからこそ、最初からケンカが強かった男、
あるいは理屈だけでケンカの現場に
身を置いたことのない人間が書いた、
天プラ本にならず、耳を目を傾けられる
本にしあがっています。