アフガニスタンからも、ルビーが出ます。なかなか美しいものもありますが、そういう高品質なものは、サイズがあまりにも小さかったり、形状があまりにもいびつであったりと、購入したいという気持ちになれません。また、色は、もともと赤色ですので、鉱物学的な面白さは感じ取れません。 ところが、今回の商品は、とても変わった「希少種」です。蛍光灯の下では、紫色なのですが、白熱灯の下では、ほんの少しピンクを噛んだ鮮烈な赤色に変化するのです。カシミールのインド側で取れたルビーとよく似ています。というか、「同じじゃないのか?」と思うぐらいです。このルースは、アフガンと国境を接しているパキスタン人業者から購入しましたので、インド側でないのは間違いないと思います。インド人とパキスタン人は、非常に仲が悪いですので・・・・・。 白熱灯の下で撮影した写真を載せましたが、ピンクが強く映ってしまっています。実物は、少しだけピンクを噛んだ、もっと鮮烈な赤ですので、そこはお間違いなく。