滲みとフレアが特徴のSOM BERTHIOT PARIS FLORです。 焦点距離は40mm、開放f3.5で開放の時に大きく滲みが出るのでいつも開放で使っていました。 年代ものにつきチリの混入が見られます。絞って使っていなかったので開放で使う分には写りに影響はありませんでした。
Leica MマウントのアダプターがついているのでLeica M type240で使用していましたが、前の持ち主の方がマウントの改造にともない距離計にズレが生じていたので、ファインダー内の二重像ではピントが合わずビゾフレックスや背面モニターでピントを合わせていました。使用の際はご注意ください。
Leica M type240で使用した作例も載せておきますのでご参考までに。晴天下だとフレアが出すぎる印象があり自作のフードを被せ、主に室内や日陰でのポートレートで使用していました。光の滲み方は綺麗だと思います。
アンジェニューやキノプティック、ソンベルチオ、エルマジーなど、フランス製の個性的なレンズが多い中、SOM BERTHIOTは、P.Angenieuxと並んで、高画質映画撮影用レンズのメーカーとして特に有名です。 今回は、代表的なシネレンズレンズではなく、35mmカメラレンズです。
風景からポートレート、フランスのレンズ独特の世界観で撮影することが出来ます。
レンズの滲みとフレアーは、経年劣化の影響も多少あると思います。 新品同様をお考えの方は、ご購入ご遠慮してください。
ご検討の程、よろしくお願いいたします。
(2024年 10月 30日 20時 56分 追加)
レンズ自体はL39マウントです。Mマウント変換アダプター経由でLeica M TYPE240で使用していました。
レンズの他は、Mマウント変換アダプター・Mマウントレンズリアキャップ・自作フードをお付けします。
(2024年 10月 30日 21時 02分 追加)
f16に絞っても撮影した写真に混入したチリの影響はありませんでした。