20年ほど前に山長(三陽山長になる前です。)の関信義氏に九分仕立てで制作を依頼した ストラップアンクルブーツです。当時のゲオルグ・マテルナに同様のデザインのものがあり、 それを参考にしてジョン・ロブの#8695ラストに近いシェイプで製作してもらいました。
素材はアッパーがカールフロイデンベルクのカーフ、底材はオークバークになります。
サイズは全長が31cm、ボールガーズの幅が11cmになりますが、 採寸して頂いた際に「左の方が右よりも5㎜幅広い。」と仰っておられたので (採寸は山長の店長にしてもらいました。) おそらくアッパーは左にゆとりを持たせて吊り込みをされていると思われます。 もちろんハンドソ-ン・ウェルテッドのグッドイヤー製法です。 フィッティングが気になる方は、その点も考慮されてください。
普段は既製品の英国靴で9.5E、米国靴は10Dを履いています。
入札前にご確認頂きたい点は以下の通りです。
1,アンクルブーツになりますので、ジョッパーブーツよりも ブーツシャフトが5㎝ほど短くなっています。 ストラップの抜けを防ぐためにベルトループが付いていますが それでも長時間歩いているとストラップが抜けることがあったので DIYでストラップの裏側に滑り止めのフェルトを貼っています。
2,カスタムオーダーになりますので、 ストラップを調整する穴は 本来1つしか開いておりませんが、右は後日トレーディングポストで もう1箇所開けてもらったので2箇所開いています。
3,クリッキングの際に右の甲の立ち上がりからシャフトにかけて 薄い傷が付いてしまったようです。 何とか画像で確認できると思いますので 気になる方は、くれぐれも 入札をご遠慮下さい。
4,つま先部は釘を打ってもらいましたが、履き慣らしの際に 「シューグー」を使いましたので、黒いゴムが一部残っています。
付属品は山長のシューバッグと コルドヌリ・アングレーズのシューツリー(既製品) になります。
当時の購入価格は18万くらいと記憶しています。 関信義氏もすでに引退されておりますので、関氏の靴がお好きな方に 愛用していただければ幸いです。
送料は当方で負担させていただきますが、 くれぐれもノークレームノーリターンでお願いいたします。